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ぶ“りら”途中下車@山形の旅②(陸羽西線で余目・鶴岡へ)
さて、私は山形へ来ております(実際は11月上旬の訪問です)。これまでの旅の様子はこちら。
山形駅から、奥羽線普通列車で新庄駅を目指します。沿線でイベントがあるのか、大きな鞄など抱えた乗客が多く乗っており、南天童駅で大勢降りていかれました。
新庄からは、陸羽西線で日本海側を目指します。20分の乗り換え時間。
写真1・陸羽西線のディーゼルカー。ぶれぶれですみません。
陸羽西線は、松尾芭蕉が「五月雨をあつめて早し最上川」と詠んだ、急流であることで有名な最上川に沿って走ります。当然、車窓は絶景です。けれども、2両編成のディーゼルカーに、観光客らしい乗客は、ほぼいません。川面は穏やかで、暴れ川のイメージは全く感じられません。列車は、サービスで、景色の良いところでは減速してくれます。
写真2・陸羽西線の車窓から見える最上川。川下りの遊覧船が見えるが、この船は客を下ろし、上流の船着き場に戻る途中のよう。
余目駅で羽越線に乗り換え、鶴岡駅に向かいます。時刻は2時過ぎ。とりあえず本日の目的地に到着です。
鶴岡は、由緒正しい城下町で、旧藩校の致道館や、明治大正時代に繁栄した庄内地方を象徴する洋風建築群など、見所がたくさんあるのですが、今回それらはスルーします。
これから私が向かうのは…
加茂水族館!
全国的にバブルがはじけた感がある水族館業界(そんな業界があるのか…)ではありますが、今でも勢いのあるのが加茂水族館です。当然、初訪問。楽しみです。
(つづく)