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ぶ“りら”途中下車@加曽利貝塚・後編(千葉市若葉区)
加曽利貝塚探訪・前編の記事はこちら。
広い広い加曽利貝塚、次は南貝塚エリアへ。北貝塚側はうっそうとした林でしたが、こちらはうって変わって疎林・草原です。南貝塚にも断面観覧施設がありました。
写真1・南貝塚の断面観覧施設。草原の道に突然現れます。
写真2・貝塚の断面。整地された跡や、焚火の跡が見られます。
南貝塚エリアでは、現在も発掘が続いている模様。これからも“世紀の大発見”があるかもしれません。
写真3・現在発掘しているであろうエリア。ブルーシートがかかっている。
と、草むらの中から、突然大きな鳥が、ばさばさっと飛び立ちます。あ、キジだ。あっという間に飛び去ってしまったので、写真はなし。
そして、草原の先に、復元住居が2棟現れます。中にも入れます。
写真4・復元住居の外観。当時のものは、恐らく、こんなしっかり作られているのではないと思いますが…
写真5・復元住居の内部。ちょっとした集会が開けそう。本当は、こんな立派な建屋ではなかった、と思う(あくまで想像)。
これでひと巡りしました。なんだかんだで小一時間過ごしました。いや、堪能しましたね。この辺りに住まいを構えると、庭を掘れば縄文の遺物が出てくるかもしれない、そんなことを考えるとわくわくしますし、それがちょっと羨ましい(笑)。まだ“貝塚初体験”をしていないそこの皆さま、ぜひ加曽利貝塚へお越しください。
帰り道に、足元のマンホールに、加曽利貝塚博物館で見かけたゆるキャラを発見!
写真6・マンホールにデザインされた「加曽利貝塚PR大使・かそりーぬ」。加曽利貝塚の「犬」(丁寧に葬られた犬の骨が見つかっている)にちなんだ命名でしょうか。
このあと、いよいよ千葉市動物公園へ向かいますよ。
(つづく)