当事者と支援者・専門家をつなぐメンバーシップ(コミュニティ)を始めたい
当事者と支援者・専門家をつなぐメンバーシップ(コミュニティ)を始めたい
りら便り 2022年第2号(通巻2号)
「りら カウンセリング&コンサルテーション」での取り組みを始めるにあたって、やりたいこと、実現に向けての準備、取り組みの様子などを、ご報告していきます。
1.noteの有料コミュニティを構想中です
「りら カウンセリング&コンサルテーション」では、医学的・心理学的な知見・事実に基づいた適切でわかりやすい発信を、大切にしたいと考えています。同時に、患者(クライエント)様の、体験談や意向が、支援者・専門職に届きにくい現状に対して、課題を感じてもいます。
支援者・専門職と当事者とが、交流を重ね、知恵を出し合うことによって、「こころの健康づくり」や「安全・安心な居場所づくり」は進んでいくと考えています。
「りら カウンセリング&コンサルテーション」では、支援者・専門職と当事者が集い、交流することと、成果物をまとめ発信することとを目的とした、SNSのコミュニティを、noteに設けることを構想しています。継続的な運営のために、有料のメンバーシップとさせていただきますが、皆さんをお迎えできるよう、有意義な会にするべく、準備を重ねて参ります。
2.テーマは「トラウマケア」と「就労支援」(予定)
コミュニティのテーマは、「トラウマケア」と「精神障がい当事者の就労支援」とする予定です。
トラウマ体験となる出来事が身近にあふれている一方で、トラウマへの私たちの理解は足りているとは言い難く、トラウマをもつ当事者は、さまざまな困難にさらされているといえます。
精神障がい当事者の就労は、急速に進んでいるとはいえ、職場定着の難しさなどの課題も多く、その支援には各方面から知恵を出し合うことが必要です。
これらのテーマについて、当事者の方、支援者・専門職の方だけでなく、さまざまなお立場の方が集い、交流し、発信できるコミュニティづくりを目指します。
3.準備の進捗と、今後の予定
ただ今、コミュニティのコンセプトや運営方法を、精査しています。そのための仲間との話し合いを行います。
コミュニティの“ざっくりした”コンセプトは、精神保健医療福祉のテーマについて「当事者の方、支援者・専門職の方だけでなく、さまざまな立場の方が集い、交流し、学び合うこと」・「成果物(小冊子のようなもの)を作成し、発信すること」と考えています。
今後の予定として、7月上旬にはnoteに審査をお願いし、7月中には、期間限定のコミュニティを試行したいと考えています。
どうぞご注目ください。
ご覧いただき、ありがとうございました。
(おわり)
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