ぶ“りら”途中下車@関東鉄道竜ヶ崎線
ここまでの旅の様子は、こちらをどうぞ。
まだまだ先を急ぎます。常磐線を乗り継ぎ、千葉・茨城県境を越えて、竜ヶ崎市駅までやってきました。これから関東鉄道竜ヶ崎線に乗ります。
ところで、常磐線・旧「佐貫」駅はいつの間に「竜ヶ崎市」駅と改称していたんですかね。隣接する関東鉄道の駅は「佐貫」駅のまま。竜ヶ崎線は、起終点を合わせて3駅しかないミニ路線です。
写真1・関東鉄道佐貫駅。小ぢんまりしている。
写真2・竜ヶ崎線の列車。単行といって、一両だけの車両。旧型のディーゼルカー。
田畑に住宅が点在するような風景の中、乗ってしまえば、工事中の入地駅(唯一の中間駅)の次は、終点竜ヶ崎駅。あっという間でした。ところで、あまり効かない空調を補う、くるくる回る扇風機(昔の列車には扇風機がついていたが、最近は見かけない)をぼんやり見ていたら、懐かしい「JNR」の文字が。国鉄(日本国有鉄道=Japan National Railway)由来の車両だったんですね。
写真3・扇風機の「JNR」の文字。
写真4・竜ヶ崎駅。
竜ヶ崎の市街中心地は、駅から少々離れているようです。コロナ禍でもあり、店店のシャッターは下りたまま。竜ヶ崎は“コロッケ”が有名なようですが、駅周辺に肉屋さんなどない(私が気づかなかっただけか)。30分ほど歩き回り、結局竜ヶ崎駅まで戻りました。
写真5・竜ヶ崎駅付近の駐車場の壁に描かれた鳥。撮影するものがなく、苦し紛れに。
竜ヶ崎駅構内には、小さなギャラリースペースがあり、竜ヶ崎線の歴史がポスターで紹介されていました。竜ヶ崎線は、日本で初めて、ワンマン運転が導入された鉄道路線だったんですね。
***
まだ昼前です。成田線に乗車するために、我孫子駅まで戻ります(成田線我孫子・成田間がまだ未乗だったのです)。我孫子駅ホーム上の立ち食い蕎麦店をのぞいてみると、当店は昔、山下清画伯が働いていました!という小さな案内が。へえそうなんだ。せっかくだから、かけ蕎麦一杯いただきました。
写真6・山下清画伯との縁を案内する蕎麦店のポスター。
♪野に咲く花のように…次のミッションへと向かいます。
(つづく)
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