水戸漫遊記3【弘道館編】
さて水戸の観光を記した水戸漫遊記も、今回で3回目となります。
お読みいただきありがとうございます。
水戸芸術館を後に、次なる目的地は弘道館です。
弘道館(偕楽園も)大学生の頃に来て以来でした。実は、うろ覚えではあるのですが私の父方の母方の祖先が江戸時代に弘道館で講師というのでしょうか、教鞭をとっていたと以前聞いたことがありました。大学生の頃、弘道館へ行った折に古文書がたくさん展示されていてそのなかに、その母方の苗字を見つけ、この人かいな?と思った記憶があります。
まぁ父方の母方の…と書きましたが私の祖母は確か明治の末生まれ。今年は昭和99年だそうですから、全くもって遠くなりにけりです。
弘道館は、東日本大震災で被害を受け工事をしていたそうですがどんな感じかしら?とワクワクしながら水戸城の敷地に足を踏み入れました。
敷地の広さを活かして公園、県庁、そして図書館、学校と様々な施設が立ち並ぶなか、弘道館がありました。大手門のすぐ目の前です。
大きな玄関を入るとそこには「尊攘」の掛け軸
面白かったのがこちら↓
湯殿の床が傾斜になっているのは排水のため
ご不浄は、大、小、手を洗う場所が並んでいて
1つで足りるのかしら?と思いました。
また、庭の梅も咲き始めた木がありました。
そうそう、こちら弘道館ではNHKドラマの大奥の撮影が行われたそうで、資料館には撮影にいらした俳優さんたちのサインが飾ってありました。
他のお客さんが、
ここで撮影はしないだろ、建物に傷が付いたら大変だと言ってましたが、そこは流石の撮影班なのでしょう。
さてさて、お次は念願のサザコーヒーを目指します。
そういえば幼児だった頃、水戸黄門のオープニング曲に合わせてよく踊っていたそうです私。
昭和の幼子は、時代劇で踊り育つのです。
さて駅ビルのなかのサザコーヒーで、一服。
これで自宅でもサザコーヒーが楽しめます。
でもお店で飲むのが、やっぱり嬉しいんですよね。
念願かなってさて、一路帰宅の途につくことに。帰りは高速バスに乗ることに。
私は移動中あまり眠らないので、目をばっちり開け、窓の外の風景を楽しみながら帰りました。
川を渡り、街に建物が増え、緑が消え、代わりにビル群が立ち並ぶのを見て、帰ってきたなぁと思うのもまた、寂しいものです。
すぐにまたどこかへ出掛けてみたくなります。
水戸は都内からも(横浜からも)、交通の便がよく、近く、そして見所満載の素敵な場所でした。
またプチ旅レポートができますように!