【俺杯】勝手にrira賞
それでは、勝手に俺杯・勝手に審査員rira賞を発表いたします!٩(๑•̀ω•́๑)۶
🏆 第一位 🏆
水水水水氷水水水水
見た瞬間、ふざけてるのかと思ったこの句(そんなイメージですみません)。コメントでは「部活中に水が飲めなかったのでウォータークーラーに走って並びました。その時の心境」とあります。
そしてこちらの記事でネタを明かしている。
↓この元ネタから作られた俳句がこちら。
パクリオマージュというか、古きものから何かを見出して新たなものを作り出すという発想は、今でもリバイバルとして使われている手法で、流行を作り出すきっかけの一つであるだろう。
こうやって新しいものを放り投げて、氷水企画にまで発展させ、俳句のみならず他の創作との垣根を越えていくところ。垣根をひょいと越えることができれば、人との繋がりもよりスムーズに広がっていく。新たなおもちゃがあればその場の諍いや場所取りなどの紛争も起きにくくなるものだ。
軒氷柱や冬北斗などの句のほうが、俳句としての視点や込められた情景は優っているだろう。しかしこうして次なるスペースを作り上げていくのがかっちーさんらしいかな、とこちらの句を私の中で一位とさせて頂く。
↓エッセイもあった。
🏆 第二位 🏆
冬北斗三等星の自尊心
北斗七星の真ん中にある、見えるか見えないからかな三等星たち。一見目立つ一等星や二等星たちのほうに目が行きがちで素晴らしく見えてしまうけど、大きく輝いてなくとも三等星だって、北斗七星を支える大事なチームの一員なんだよ、と。つまりあなたはあなたらしく、そこに存在すること自体に価値があり輝いている。そしてお互いにそうやって思いやれることも大事だよね。
↓それをストーリーにしたのがこちら。
前作を読めばヒュームの謎も解ける。
冬って星たちが一番輝く季節。空気が乾燥してると星が見えやすい。三等星、自尊心、うまい言葉選びと独自の視点で17音にすらりと詰め込み、リズムもバランスも素晴らしい。
🏆 第三位 🏆
ラマダンの残夜嘶く鶏の声
この句、ラマダンを断食という意味で使ってることがわかっても、最初はよくわからなかった。海外のことだとなんとなく肌で感じるのが少し難しく思えてしまう。今回調べていくうちに、一単語ごとに意味の込められた、噛めば噛むほど味わい深いスルメのような句に感じたので、3位とさせて頂いた。
↓句についての詳細はこちら。
以上3位までとさせて頂きます。
他にも、イデオロギー、フラクタル。
耳慣れない言葉でずしっと深い世界観を作り上げる句がたくさんあります。まさに俺杯を開催するにふさわしい句ばかり。ぜひあなたのお気に入りの俺句に勝手に審査員賞をあげてみてくださいね💖
好きな俺句に
勝手に審査員賞をあげよう❣️
これであなたも審査員(๑•ᴗ•๑)♡