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香港式コーヒーミルクティー
「コーヒー ✗ 紅茶」という飲み物が香港にあるらしくて、ずっと気になってたんだけど、ついに都内で飲めるところを見つけました。コーヒー紅茶とか、インヤンティーとか、鴛鴦茶とか呼ぶらしい。
なんだろ。「コーヒー ✗ 紅茶」ってアイデアはさ、子供の頃に、みんな想像するブレンドだと思うんですよね。ファンタ✗コーラや、アンバサ✗メロンソーダーと一緒に自由な子どもの想像力の中で羽ばたいていたはずなのに、大人になるにつれ「禁止行為」になっていく。そういう認識を育ててしまう。
自分も大人になってその存在を聞いたから、モラルハザード?って思ってしまい、「愛のない選択は決して良い結果になりません!」って叫びそうになっちゃったもん。つまらないおとなになってしまった。
や、コーヒーミルクティーだって、愛のあるブレンドに違いないと、ちゃんと考え直してますよ?
ああ、すみません、御託は良いから、味の感想を言えって感じですよね。
まず、口に含んだ瞬間「村はずれの祠壊したんか!」的な気持ちが湧き上がります、これはね、前述の禁止行為、つまり根源的に人類は、自らの行動がルールに抵触するか参照してるんですよ。今回は、茶葉の香りとコーヒーのほろ苦さが同時に認識されバイオレーションエラーが発生しました。味覚や嗅覚でも発生するというのは新しい発見でした。
本能的な段階での戸惑いを超えると次にやってくるのは、理知的な認知の段階と言えましょう。新世界感ですね。コーヒーミルクティーが香港で発明されたものというのも納得。紅茶はイギリスから持ち込まれて長い歴史がある一方で、香港ではコーヒーはここ10〜20年で人気が出てきている比較的新しい飲み物です。この新旧が混じり合うこれはまさに九龍妖魔學園紀です。
味の話をしろ!!!!
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