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日本酒検定 1級合格しました🎉
1. はじめに
前回の投稿では日本酒の資格試験について書きました.
ここからは実際に私が挑戦した「日本酒検定」を題材に,合格へのポイントをまとめながら日本酒の魅力をさらに深堀りしていきたいと思っています.
私は日本酒検定の勉強を通じて日本酒の奥深さにのめり込み,より興味を持って日本酒の世界に関わるきっかけとなりました.
私の場合は単に資格を取得するだけではなく,自分が日本酒の世界で何ができるかを探すために日本酒の理解の解像度を高めることを目的としていたことが,日本酒検定1級の一発満点合格という結果に繋がったと思っています.
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資格試験の勉強という点ではコスパは悪かったと思いますが,結果として日本酒に関する最低限の知識を持っているという自信は持てるようになりました.
日本酒に興味を持っている方や,今後,日本酒検定を受検しようと考えている方に私の経験が少しでも参考になればと思っています.
2. 日本酒検定とは
そもそも日本酒検定とは?ということについては,前回のnoteに他の代表的な日本酒の資格と共にまとめていますので,よければご一読ください.
5級から2級まではCBT試験という形で全国のテストセンターで受検可能であり,日時も自分のタイミングで比較的自由に決めることができ,合否もその場でわかるメリットがあります.
(試験終了後にテストセンターの方から点数と合否が記載された紙を渡されるので,不合格だったらちょっと恥ずかしいと思わないこともないですが…)
一方,準1級と1級は半年に一度の会場受検しか受検機会がなく,また,受検場所も限られる(9月:札幌・東京・大阪・福岡の4会場,3月:東京・大阪の2会場)ことから,そもそもの受検のハードルだけでなく,もしも不合格となってしまった場合のモチベーション維持はかなり難しいものがあると思います.
特に1級は合格ラインが正答率85%以上とそこそこ高いので,一発合格を目指してどこまで効率的に準備できるかがポイントだと思います.
3. 日本酒検定の効果的な勉強法
2級,準1級,1級は同じテキスト(▶『新訂 日本酒の基』(SSI))から出題されますが,上の級ほどテキスト内のより細かい内容が出題され,級ごとの明確な区分けはありません.
逆に言えば,最終的に1級合格を目指すのであれば,初めから1級に必要な知識の幅を理解しておくことで,無駄を省きつつ2級と準1級の試験にも備えることができます.
特に最近は出題が少しずつ上の級の領域にシフトしている傾向がありますので,上の級を見据えて知識を頭に入れておくことは日本酒検定の一発合格においては非常に重要であると考えます.
4. 日本酒検定の受検対策
3級は受検のハードルや難易度が比較的低いことからネット上に様々な受検対策が公開されていますが,2級以上になると少しずつ専門的な内容が増えてくることから,受検対策はあまり多くないように思います.
そこで今後,日本酒検定2級から1級までの合格に必要な知識について,過去問の紹介と解説も交えながら,単純な知識の詰め込みではなくWhy・Howの部分を重点的に補足して投稿していきたいと思います.
私自身,試験には合格したものの,時間が経つとどうしても少しずつ忘れていってしまうので,私自身の学び直しを兼ねながら学習のポイントや新たに発見したことを記事にしていければと思っています.
受検を考えている方に少しでも役立つ情報を発信できればと思いますので,今後の更新も是非チェックしていただければ幸いです.