[勉強]地理用語
◾︎平野
起伏の少ないほぼ平坦な標高の低い土地で、川の下流を中心に広がり海に面している。
◾︎盆地
周囲を山によって囲まれたほぼ平坦な土地。
◾︎台地
深い谷や崖で区別される周囲より一段高くなったほぼ平坦な土地。
◾︎平地
起伏の小さい平らな土地。厳密な化学用語ではない。
◾︎三角州
河口付近に土砂が沈積して出来る三角形の土地で、湿気が多く勾配が緩やか。
三角形に出来る事が多く、ギリシャ文字のデルタ(Δ)に形が似ている為、「デルタ」とも呼ばれる。
三角形以外の形を持つ三角州も存在する。
◾︎鳥趾状三角州(ちょうしじょうさんかくす)
堆積部分が海の方へ突き出している。
この様になる原因は、波の浸食作用が弱く、堆積部分が削られにくいから。
土砂が鳥の趾(あし)のように堆積しているように見えることから鳥趾状三角州と呼ばれる。
代表例は、アメリカのミシシッピ川。
◾︎円弧状三角州
三角州の海に面する海岸線がコンパスで描かれたように円弧の様な形。
波による浸食作用と河川の土砂運搬作用のバランスが取れている場合に、円弧状三角州が作られる。
代表例は、ナイル川(アフリカ大陸で最長級の河川)
◾︎カスプ状三角州
三角州の海に面する海岸線が河口付近を頂点に尖っている。
カスプ状とは、尖っているという意味。
土砂が堆積するスピードよりも土砂が侵食されるスピードの方が早いと形成されやすい。
代表例は、大井川やテベレ川(イタリア)
◾︎扇状地
山地と平地の間に谷川が流れる事でできる扇状に広がる地形で、水捌けがよく果樹園に利用されている。
三角州と扇状地の違いは、形成される場所と土砂の粒の大きさ。
三角州は、水持ちが良い為、農業(水田)に適した土地。