AVデビュー1周年を迎えて。
今日、3月1日は、私、宍戸里帆のデビュー日です。
皆さんのおかげで無事一周年を迎える事が出来ました!
本当にありがとうございます。
あっという間の一年間でした。
たかが一年、されど一年。
入れ替わりの激しいこのAV業界では、一年経たずに居なくなってしまうなんて日常茶飯事で、今が決して当たり前ではないんだと常日頃から感じています。
だからこそ、たとえ自分の力で手に入れた仕事だとしても、”お仕事させてもらっている"という感覚はこれからもずっと私の中からは消えないと思います。
それは、この仕事をしている以上、私を宍戸里帆として存在させてくれる沢山の人々の存在が、大きすぎるから。
ファンの皆さんを始め、メーカーさん、マネージャーさんや事務所の方々、支えてくれる友人や家族の事は一時たりとも忘れられません。
そして今年はAV以外にも様々なお仕事を経験させてもらいました。
正直なところ、事務所に応募した頃には想像もしていなかったことばかりで、その度に「私にとって一番大切なのはAVである」というデビュー当時からの変わらない想いをより一層強く感じてきました。
そんな自分の想いを無駄にしたくないからこそ、AV以外のお仕事にもAVと同じ熱量で挑戦していこうと前向きに考えられるようにもなりました。
そんな私ですが、AVを芸術だとか、自分の事を表現者だとか思ってはいません。
勿論、日本のエロの文化・芸術としての側面にAVが貢献している事は誇りに思うし、自分の作るAVに自らの作家性を反映させている人がいる事も素敵だと思います。
だけど、私自身が二年目もAVを続ける理由は、そんなに高尚な事でも複雑な事でもないんです。
それは単純に、"気持ちいいこと" が好きだから。
生来私は、何よりも気持ちいいことに貪欲で、誰よりも快楽に真剣で。
この一年で、やっぱり私はセックスしている時が一番生き生きとしていられる事を改めて実感したし、何より私は、"自分のセックス”が好きなんだという気持ちに気付く事が出来ました。
いつだって私は、自分の心と身体が "気持ちいい" と感じる生き方をしていたい。
ただただ、それだけなんです。
だからこそ、AV女優としての二年目は、自分に、そして自分のエロに自信を持とうと決めました。
そんな私の中の "気持ちいい" という感覚は、絶対に間違っていないはずだから。
それだけを信じて生きてきたのだから、私はこれからも自分を信じて、そんな自分が信じる快楽を信じて生きていきたいです。
モザイクの向こう側に行った日から一年。
嬉しい事も辛い事もあったけど人生ってそうゆうものだし、何よりも、生きていく上で最も大切なのは、”自分の意志で選択出来る事”なのだと、あの日、AV女優になるという選択をした私自身が示してくれました。
同情されたり悲観されたり、失望されたり嘲笑われたとしても、カメラの前で服を脱ぎ、セックスを見せる選択をしたのは私。
私の選択は同時に、私の責任で、私の生き様で、私の幸せ。
誰になんて言われたって、自分の幸せの形は自分で決めるものだと思うから。
これが私の選んだ幸せの形。
私は今幸せです。
だから応援してくれる皆さんの事も幸せにしていきたい!
そして最後には、”応援してきて良かった”と思ってもらえるAV女優になれるよう、初心を忘れず精一杯頑張っていきます!
二年目の宍戸里帆も、どうぞよろしくお願いします。
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