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因島ロマポルディレビュ

金・土で観てきました!
現地には行けなかった(チケットとれなかった)のと、
セトリを見ていなかったので、まっさらな状態で鑑賞。

横浜とセトリが結構変わっていて驚きました。
自分のために備忘録的メモを残しておきます。

開催できて本当によかった

序盤のドキュメンタリーで、気象や交通の状況を考慮しながら、リアルタイムで相談し、決断し、発信する様子を見せていただいて、こちらは発信された情報しか見ていなかったけれど、文面から最適な対応をとろうと尽力されている様子が伝わってきたので、それを思い出して当時の解像度が上がりました。
結果的に1日のみの開催となってしまったけれど、感情的な部分は置いておくとして、ポルノチームの思い(因島ライブ)が実現したという歴史が残ったことは、非常に良かったなと思いました。
横浜公園のMCでもおっしゃっていたように、日差しの影響をもろに受け、後半に向かうにつれしんどそうな場面が増えていく過酷な状況の中で、最後まで演奏のクオリティとエンターテインメントを保ったまま全力でやりきったメンバーの姿に感動しました。まさに限界突破。
今元気で居てくれているから、楽しんで観れました。

日中の解放区

夜の横浜とは全く異なるセトリは、島で輝く日中の解放区でした。
以下曲ごとに。

愛が呼ぶほうへ

過去の因島の凱旋ライブやしまなみロマポル(映画館でのリベンジ)で島の学生さんたちと歌っていたイメージが強く、
愛に導かれて実現した本公演のテーマソングのようだった。

メジャー
ドキュメンタリーのパートで「よし!設営開始!」って場面で流れた時にグッときたので、本編での演奏が輝きを増していた。
雨の後会場にかかっていた虹を思い出した。

アポロ
ポルノグラフィティ出発の曲が、出生の地に鳴り響くのが良い。
間奏のボーカル、ギターのダブルヘッドバンキングがたまらん。

OLD VILLAGER
特効の炎に初めてやめてあげてって思った。
「因島でロックして帰る」って有言実行していたのがめっちゃカッコ良かった。

シスター
映画館ですら演奏のスケール感がでかいのに、
現地はどうなっていたんでしょう。
特にCメロの音のバランスが良すぎた。美しすぎる。
こういう繊細な曲を野外でバチっと決めてくる技量の高さ。

FLAG
島にそびえ立つ晴一さんのギターは錦。
呼応して腕を振り上げる観衆が戦士たちに見えた。

前夜
FLAGの闘志に対し、前夜の逡巡的な部分もしっかり描けるのがポルノの強みだと思う。
内側でくすぶる思いのシャウト(特にCメロ)+ハーモニカに
熱がこもっていた。

Aokage
配信してくれた楽曲。
ディレビュは大きいスクリーンでぽっかり浮かぶ島(空撮)と、
和やかな演奏を楽しめる点がお得でした。
ゆったりとした島の空気を思い出した。また行きたいな。

むかいあわせ
「おかえり」
「また旅へ出るんだね」
ぴっっったりすぎるでしょ…!島の声では。
CD音源ファルセットの部分が地声でもきれいでした。

ギフト
ジュブナイルな感じでいいアレンジですよね。
酷暑の中さわやかに演奏できるのマジですごいと思った。

THE DAY
アレンジに苦労したとおっしゃっていた本曲。
野外で昼だとなおさら音が最小限のスマートなアレンジの雰囲気出すの難しそうだなと思った。
ラストのサビの裏打ちっぽいパンクな感じ大好き。

螺旋
昼螺旋もアリです!!!!映画館だからか各楽器の音が分かりやすくて面白かった。
パッションがマシマシ。

Jazz up
ここでくるのか!!
昼だと不思議と健全な歌詞に思える。(母なる因島の空にダイブするような爽快感…無理があるか。)
土生港から~の演奏できらめく海が見えた。


Jazz up➔狼は、ファンの幻想かと思ってたわ。
ラストのサビでノれない人いる?いないだろ。

ヴィヴァーチェ
本編に挟まっていたんですね!しかも山の位置。
リリース前なのに、音源と同様の演奏ですでに完成されていた。
横浜の本編は解放区へ向かっていく(解放区を作りあげていく)➔未来(ヴィヴァーチェ)へって感じだったけど、
因島は終始解放区というテーマパークの中にいる感じがした。
ラストの玉田さんのドラムスが速すぎて私の耳ではわからないけどとんでもないリズムを刻んでいることは分かった。

ヒトリノ夜
歌わせるところの出題と回答が高速すぎて鬼。
でも超楽しい。

ネオメロドラマティック
ネオメロに映画館は狭すぎる!!(米倉涼子)
サビのベースラインが気持ちよかった。

ミュージック・アワー
同上。
みんなコンパクトに変な踊りしててかわいかった。

アゲハ蝶
当日の会場と映画館がつながっている感じが一番して、感動した。
時空を超えて一つになるアゲハ蝶。
ありがとう5.1ch。

解放区
心に残る解放区がまた一つ増えました。
これまで聞いた中で一番気合が入っていて、熱い解放区だった。

はっさくんのテーマ
メインボーカルの高校生たちの歌唱が聞きやすいし、のびやかでとっても上手だった。聞き入ってしまった。
昭仁さんが入るとパンクロックが増すのも良いです。
完全に校長先生だった。

ジレンマ
教えてあげません!!!!!(ユースケポーズ)

Ohhh!!!hanabi
ジレンマの前にはけててちょっと心配だったので、
花火があがったとき、うわー!!やりきった!!!と嬉しかった。
ジレンマじゃなくてこの曲で終わるのも特別感があって良かった。

昭仁さんがはけてる間、普段通りの様子で、でもしみじみとコメントしている晴一さん、非常に安心感があったな。
最後の二人の握手が本当に良かった。

円盤化の際には、因島・横浜両公演の収録、よろしくお願いします!!!!

おまけ

両日席運に恵まれ、お隣さんたちが各々楽しんでいて、私も没入できてよかったです。
終演後、何事もなかったかのように速やかに解散するのも忍者のようで私は好きです。

上映中➔上映後

おわり