想像していなかった未来

想像する未来って
いつもきらきら輝いていて
そこに向かって進むんだけど
いつの間にか目の前には
想像していなかった未来が広がっている

小さい頃は獣医になりたかった
中学生になり
ちょっと理系は無理かも？
と気づいてしまった
漠然と
会社員とか   公務員になるのかな？
と思ってみたり
高校生になり
「今の自分の前に現れている現実が
今の君たちに必要な道であり
その道に一生懸命向きあうこと
そうすれば
そこから先が見えてくる！
理想と違うからって
いじけたり
やらなかったりするなんて
人生の時間がもったいない」
なんて事を語る
熱すぎる
国語の先生に出会った
その先生の言葉に
やけに感銘を受けた
当時の私は
その言葉の通り
いつも目の前のものに一生懸命で
その都度  全力投球
「この経験が何になるんだろう？」
なんて思ってみたり
思わなかったり

でも   その時の自分のやりたいことを
追求すればするほど
私の前には自分では想像できないような
次のステージがやってきて
結局全部
全力投球
いつの間にかどんどん上がるステージ
このまま自分の好きなことを
追求しながら
ステージをあげていくんだろう
なんて想像していた

そんなある日
私の前に突然現れた
理想とは全く違うタイプの人
会うこと３回
直感でこの人だと
結婚した

なぜその決断をしたのか
今でも全くわからない
そう
それが運命だったんだろうって思う

今までは
自分一人で好きなものだけを
追求してきたけれど
初めて
誰かと歩み
創り上げる人生の始まり

想像もつかなかった
想像もしなかった
想像以上の
愛しい日々

一番大切で
大好きで
なくてはならない存在たちが
私をいつも包んでいる

自分の想像した未来を
真剣に目指せば目指すほど
その先に想像もしない未来が待っていて

でも後悔はない
想像していなかった未来すら
自分の手で選んだ先にあるのだから
想像していなかった未来に万歳！！！