おさき農園 物語 11
物語10の続き〜
摘粒作業が終わると、袋掛けとなります。
袋をかける前に、最終の防除をすることを、忘れないようにしましょう。
この防除をするかしないかで、病害虫の被害は変わると思います。
袋掛けですが、作型や品種によって袋は変えます。
私の場合ですと!
✨ハウスのピオーネ✨
・白の傘紙
・大きいやつではなく小さめの傘紙
ピオーネは、日光をしっかり当てる方が色が付きやすいと考え、袋ではなく傘にしています。
また、余計日光が当たると思い小さい傘を選んでいます。
路地ものだと、白の袋にしています。
(病気、虫対策)
✨ハウスのシャインマスカット✨
・白の袋+傘紙(黄)
・傘紙が付けにくい位置の房には、袋(黄)
去年までは、全て袋(黄)にしていました。
※袋(黄)は、割と厚手でしっかりとした袋になります。
ですが、普及センター(ぶどうの先生)や県外の農家の方のアドバイス等を参考に、白の袋+傘紙(黄)に変えてみました。
【メリット】
・白の袋の方が日光が房にしっかり当たり糖度が上がりやすい。
【デメリット】
・袋を1つかけるより、プラスで傘紙を使うことで少し手間である。
※白の袋だけでは、シャインマスカットの肩の部分が焼けてしまうので、傘紙を使用します。
✨感想✨
結果的には、袋+傘紙に変えて良かったと思いました。
アドバイス通り糖度の上がりが良かったです。
来年もこのやり方で行こうと思いました。
袋や傘紙も種類が沢山あります。
産地によって、良い悪いがあると思うので、その土地に合う袋を見つけることが大切かなと思います。
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