楽器の上達には段階がある
これを読んでいるみなさんは、楽器をやったことがあるだろうか。
私は中高6年間、吹奏楽をやっていた。中学の時はサックス、高校の時はクラリネット。
楽器の上達は、地道にコツコツができる人じゃないと難しい。憧れでギターを買ってみたものの、挫折する人が多いのは、楽器の上達は忍耐力が必要だからだ。
特に最初は、挫折ポイントが多すぎる。
音が思ったように出ない時期が続くので、ここで踏ん張れるかが上達のミソである。
でもその期間って本人は楽しんでやってるとおもうんだよね。耐えなきゃ…!とか考えてない。
できるようになりたい、っていう気持ちだけ。
楽器(というか音楽?)の上達にも段階があって、その段階ごとに辛さの種類も違ってくる。できるようになるにも順番があるから、そのステップを飛ばすことはできない。
管楽器で言うと、まず音が出るようになるまでが大変。ピアノや打楽器みたいに、叩けば音が出る訳じゃないから、口の形や息の使い方を習得するまでが一苦労である。特に息の使い方は、日常生活ではまあ使わない特殊な呼吸なので、繰り返し練習が必要だ。ここが耐えられないと、だいぶ序盤で挫折してしまう。
次は、ドレミの音階を出せるようになるまでが大変である。木管楽器は、指使い(運指)を覚えるのが一苦労。音によって出やすい音、出にくい音があるので、出やすい音からやるとモチベーションを保つことが出来る。
金管楽器はやったことがないので分からないが、同じ運指で違う音を出すので、音のイメージをするのが大変そう。
語り始めたら思ったより長くなったので、続きは②で書こうと思う。
楽器を始めたばかりの人、そして悩める吹奏楽部員に届け!!