僕が経験した2度の結婚の末路①
私の初婚は19歳の時でした。
相手は高校の同級生のM子。
お互い就職した年の6月にM子の妊娠が発覚しました。
今考えればお互い親になる覚悟はまだまだ甘かったと思います。
新卒で働き出したばかりの2人には、浅はかながらも一緒にいられることが嬉しく、きっとうまくやっていけると信じていました。
私の仕事はサービス業。
M子の仕事は超大手企業の下請けで工場勤務でした。
M子は工場勤務の為、基本的に8時出勤17時退社のホワイト企業。
私の職場環境は最悪で入社1ヶ月でワンオペ業務をさせられてしまうような環境で毎日6時に出社し、帰るのは21時頃。
唯一早く帰ることができるのは店長と同じ出勤日の時だけでした。それでも帰りは19時ごろ。
当時は残業代も出ないような時代。
会社はしっかり実勤務を打刻しろと動いていましたが、当時の店長は「終わらないのはお前のせいだから残業は認めない」と言うような人でした。
唯一の癒しがM子に会いに行く事でした。
そんな毎日を過ごす中で、妊娠が発覚し子供を育てていく覚悟を決め入籍をしました。
入籍後しばらくはお互いの実家で暮らし、私が車を購入してからM子の実家で同居すると決めました。
親や祖母の助けがあり想定よりも早く車を手に入れられた事でスムーズに新婚生活をスタート出来ました。
ここで難点が一つ。
同居。
M子の家には両親と妹がいました。
悪い人達ではないですが、とにかく苦労しました。
とにかく口の悪い姑と男癖の悪い妹。
日々生活する上で、ストレスの多い環境でした。
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