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韓国語を勉強しはじめたきっかけ①

オーストラリアに行ったのに周りが韓国人だらけという環境になっていた私。
でも、韓国人とは英語で話すしかない。

そこは狙い通り!

しかも告白してきたMKは、毎日私を家まで送り、英語も教えてくれて、言語を学ぶには恋愛が一番手っ取り早いとはいうけれど、その通りだった。

私は先延ばしにしていたが、MKは早く私からの返事をもらいたいようだった。

学校は小規模でアットホーム、レベルの垣根なく顔見知りになる感じで毎週金曜には授業後に打ち上げ。

アジアが大好きな先生(といっても同級生)Pちゃんとも友達になり、韓国人(7割)日本人(3割)➕Pちゃんの大人数でプールバーに行き、ビリヤードなどで遊び、2次会は韓国人が経営するカラオケ店へ、3次会は韓国料理屋でご飯を食べて、またバーに行ったり。

その韓国人7割の中にはもちろんジェニー、ブライアン、MKも入っている。

とにかくそんな遊びを毎週末やっていた。

みんな英語で会話するものの、カラオケでは韓国人が歌う韓国の曲を聞き、韓国料理店で韓国料理を食べ、周りは韓国人だらけなので自然と韓国語が耳に入ってくる…。

そして家に帰っても、韓国人。
みんないい人で、私がいると英語に切り替えてくれる。韓国人同士も英語で話してくれて、疎外感を感じることは全くなかった。

でも私が他のことをしている時は韓国語が飛び交っていた。

そしてよく韓国料理を作ってくれる。
ジョンホは韓国ではシェフだったらしい。

もう1人の男性ソンウはオーストラリアは予行演習で、翌年にはアメリカの大学進学を控えていた。

女の子のウンシルもとってもよくしてくれた。

基本日中はそれぞれの生活があり、別々に過ごしているけど、平日の夜は大体5人揃う。

週末には5人でピクニックに行ったり、カラオケに行ったり。一緒に勉強したり。

みんなでワイワイ話しながら一緒に夕飯を食べるのは、本当に楽しかった。時には大笑いする出来事などもあった。

急に食卓の脚が折れて、ソンウの足のすねに天板が激突!
びっくりしたけど、痛くて悶絶してるソンウを見て大丈夫?と言いながらも笑いが堪えられずみんなで爆笑、ていうこともあったな。
卓上の食事も全部滑り落ちて大惨事だったけど、楽しかった。

いま振り返ってみるととっても幸せな時間だった…。

そしてスピーキングの練習にはもってこいの環境だった。
そう、私はこの頃は英語をまだ頑張っていた。

そんな生活を続けて数カ月。

②につづく






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