最初に
2001年からのオーストラリアでの出来事を振り返って書いていきます。
もう23年も前、年々薄れる記憶に危機感を感じて、備忘録も兼ねての更新です。
残念ながら既に忘れていることの方が多いのですが、ひとつひとつ思い出しながら書いていきます。
あの当時は今のようにインターネットが普及していなくて、スマホももちろんなかった時代です。書くといえば日記くらいでした。
今のように情報が溢れている時代ではなかったし、今よりもっと海外が遠い存在だった頃の出来事です。
オーストラリアが舞台ですが、書くことは韓国、韓国語、韓国人についてです。そのうち舞台を韓国に移すかもしれません。
今現在の私を知っている人には説明不要ですが、現在私は韓国人夫と息子の三人家族です。韓国語はある程度できるようになり、日常会話には困らないくらいです。簡単な恋愛ドラマくらいなら字幕なしでも楽しめます。
推しの話す言葉ももちろん聞き取りOK。楽しんでいます。
韓国で働いていた時期もあったので、韓国語でのビジネス会話もその頃はこなしていました。美術冊子の翻訳や、アーティストのインタビュー雑誌の翻訳なども経験ありです。今はビジネスは使う機会があまりなく忘れてしまったので、その頃が一番韓国語能力が高かった頃と思われます。
延世大学で外国人のための韓国語教授法まで学び、帰国後は韓国語を教えるアルバイトも少しですがしています。私が大好きな韓国語を、できるようになりたい!と思っている人に教えることが趣味でもあります。
そんな私に出会った人が必ず聞いてくるのが、「なんで韓国語が話せるんですか?」「なぜ韓国人と結婚したんですか?」「どうやって出会ったんですか?」などなど。
相手はちょっとした興味で聞いてくるだけなので、長々と経緯を話すわけにもいかず、大体
「昔オーストラリアに行ってね、そこで韓国人に出会って、韓国に興味を持って勉強したんだよ〜」
くらいで済ましてしまいますが、中にはもっと聞いてくる人もいます。
興味を持ってくれるのは嬉しいのですが、そこまでいくと、じっくり話さなければならなくなるので、時間的にいつも余裕がなく、相手が不完全燃焼で終わることも多々ありました。
ということで、今度からは「なぜって?もし興味があるならこれを読んでね。」とURLを送れるくらいに書いていきたいとおもいます。