見出し画像

現在の推し〜IU〜

さて、一番書き留めておきたかったことはもう書き終わったので、これからはテイストを変えて現在のことも挟んでいこうかと思います。

まず現在の推し活動について書いてみます。
私の推しは、歌手のIUです。
今年はワールドツアーをやるという情報が流れてきて、これは絶対行かねば!と決意しました。事前にチケッティングのコツなどというサイトを読んで予習もバッチリ。ボタンを連打する練習もして。開始10分前からスタンばって挑戦すると見事に成功しました!
ということで今年初めて、IUのコンサートに行けることになりました。

日本語訳が入っているのを見つけました。これを観にいくぞ!!

なのに…当日駅に行ったら何やら騒々しい…掲示板を見ると新幹線が止まっている!!!なんてことー…。
何やら東海道あたりでのトラブルらしいけど、「復旧し次第動きますが、いつになるか分かりません」とのこと。
「とりあえずこの駅は出発はするけども多分すぐ止まります」と車掌さんに言われました。ガーン…。でも「ショックー」とか言っている場合ではなくて。すぐ車に戻って車で行くか(高速で約3時間)、このままいちかばちか乗っていくか、という判断を迫られます。
出発するということは復旧にそんなに時間はかかるまい!車で行くよりは早いはず!という判断をしてギリギリ飛び乗ります。
そして出発。「お、思っていたより進むじゃん」と思った矢先…「次の駅でしばらく停車します」とアナウンスが。
そのあとは、止まったりノロノロだったり、時々進んだり、を繰り返しながらやっと大阪に到着しました。その時点で開始の5時。
事前に行き方を予習していたので、新大阪駅降りてから人混みをかき分けてダッシュ!2人ではぐれないように手を繋いでこっちこっち!と言いながら2回乗り換え、やっと最寄駅に到着します。その時点で5時20分くらい。

すると私たちみたいに新幹線組で遅れてきた人たちがちらほら。地下鉄降りてから、ダッシュする人たち。あぁ、みんなIUのコンサートに行くんだな…と思いながら猛ダッシュ。7月だったので髪を振り乱しながら、汗だくになりながら必死に走る40代…。
そこらへんを優雅に歩いていた人たちからはさぞかし見苦しかっただろうと思うけど。

入り口が見えてきたら、走りながらカバンの中のチケットを手探りで探してスタッフに差し出す。スタッフの方も大急ぎで案内してくれました。
会場に入るとIUの歌声が聞こえてきて、それだけでもう感動。
本当に大阪まできてくれたのね!!

IUのコンサートは座って聴くスタイルなので、腰を低くしながら座席まで行くのですが…。どんどんステージに近くなってきて、私の先にいた友人が振り返って「ちょっと…近くない?!」と言ってきました。正面ではなかったけど、なんと前から五列目!!肉眼でしっかり見える距離でした。

そして席に着くと湧き出す汗!!普段走ることのない40代が300メートル近く猛ダッシュしてきたせいで心臓バクバクしてるし。ここで倒れたらIUに迷惑かける!!と思って、水分もとって、持ってきていた熱中症対策グッズで体を冷やさないといけないしで、ゴソゴソ。落ち着くまでに5〜10分くらいはかかったと思う。その間にも歌は続くので、も〜早く落ち着いた気持ちで見たい!!と思いながら。

セトリ4曲目の途中に会場に到着し、5曲目くらいまではまだ落ち着かなくて、6曲目頃にやっと落ち着いて見れるようになりました。

わざとセトリはチェックせずに来ていたので、あ〜これまで何の曲を歌ったんだろう〜と気になって仕方がない。
絶対聞きたかった曲が後から出てきて、あーまだだったんだ良かった!と思いました。

いやしかし、「口からCD音源以上」と言われているだけあって、生歌は感動ものでした。これは歌の上手さを表現しているだけかと思っていたら、言葉通り、本当に口からCD音源以上でした。

16曲目の「시간의 바깥」が終わった瞬間すぐ始まる17曲目「너랑나」(YOU &I」のイントロで鳥肌。会場も大盛り上がりでしたね。この曲は何度聞いたことか…。

IUのコンサートは、アンコールはもちろんしてくれるのですが、アンアンコールになると会場のファンたちに「何を歌って欲しい?」とその場でマイクを向けて聞いてくれます。
皆口々に歌って欲しい曲を大声で叫ぶのですが、その中でIUが聞き取れた曲を「じゃこれ歌いましょうか」と歌ってくれるのが醍醐味。

もし演奏の準備ができていない曲だったりしたらアカペラで1小節だけでも歌ってくれます。1曲でも多くの歌を歌おうとしてくれて、きてくれた人たちへの愛情を感じることができます。

会場の時間などもあるでしょうが、ソウルだと予定時間より伸びて4時間以上やっている時もあります。ソウルのコンサート行きたいけど、倍率が高すぎて今のところまだ行けていません。
いつか必ず行くぞ。

落ち着いてみ始めてから「今日のIU元気そうだな」と思っていました。
歌手も人間なので体調の良い日悪い日あるでしょう、だけどなんだかとても「元気」に見えたんです。するとアンコールの時にIUが自分で言っていました。「今日私とても調子がいいんです」と。
それもあってか、いやそれがなくても元々そうだけど、完璧な舞台でした。
最後の曲が終わり、IUが退場して会場が明るくなり始めた時、友達が「IUすごい、他の歌手たちと全然違う」と言ってきました。
私はライブとか久しぶりだったのですが、友人は色んなライブに行ってるいわば通。その彼女がそういうんだから間違いない。

IUは「IUチーム」として専属のダンサーなどとチームを組んでいるのですが、そのすべての人たちが、プロでした。
当たり前かもしれないけど、IUのプロ意識に全員が全力でついていっているような。

終わった瞬間の私の感想は「プロの集団だった…」でした。

大変な思いをしてまで「行って良かった」と思わせてくれてとにかく「ありがとうございます」と拝みたい気分。

新幹線が遅延し、開始に間に合わないというハプニングにも見舞われましたが、30分遅れでも行けただけ良かったと思おう!!
正直悔しい気持ちはあったけど、そこに焦点を当てるより行けたことに焦点を当てた方が幸せですよね、きっと!!

私が行った公演の「너랑나」(YOU &I)の動画が見つけれなかったので、9月にあったソウルでのアンコール公演のものを貼り付けておきます。

このソウルでのコンサートもチケッティング挑戦したのですが、落選でした。10万席が即完売だったそうです…。行きたかった…。

IUに対しての想いはキリがないので今日はここまでにしますが、これもあと20年もすれば薄れ行く思い出となりそうで、まだ記憶が新しいうちに書いておきました。





いいなと思ったら応援しよう!