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韓国に出会ったきっかけ④

ここで少し語学学校の話になります。

語学学校を決める際、私が1番に重要視したのが、日本人が少ない学校、ということでした。

日本人がいるとどうしても日本語を話してしまうだろうから、そういう環境に身を置きたくなかった。

そして選んだ学校が日本人が少ない代わりに、なんと!韓国人が多い学校だったのである…。

入学初日、レベルテストが行われた。隣に座っていた女の子が話しかけてくれたがやはり韓国人だった。

結果が出て、私は予想通り一番下のクラス、その子はだいぶ上のクラスからスタート。

クラスが離れたにも関わらず、私が一番下のレベルにも関わらず、なぜかその子は私とランチしようと誘ってくれるようになった。

名前はジェニー。

それから毎日ランチをし、時には英語を教えてくれたり、仲良くしてくれた。

そして、私がこの週末引越しをすることになったという話をしたら…。

「何時から?手伝いに行くよ」と言ってくれたんだけど、私はそれがとてもびっくりだった。
仲良くしてくれるとは言ってもまだ出会って2〜3週間くらいの話。
私の中ではまだ気を遣いながらの付き合いなのに。

しかも引越しとは言っても、スーツケースひとつしかないし
「1人で大丈夫だよ」と言ったけど
「なんで?友達なんだから行くよ」
と言われて距離感に少し戸惑った。

これが多分初めての韓国人と日本人の距離感の違い、を感じた出来事だったと思う。
今では当たり前に染みついた韓国人との付き合い方もこの頃はまだ初めてで慣れなかった。というか、これが日韓の文化の違いだということにも気づいていない時だった。

半ば押し切られる形で引越し当日、ステイ先の最寄り駅で待ち合わせすることになったのだが…。

⑤につづく





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