番外編〜Pちゃん〜
語学学校の先生として出会ったオーストラリア人のPちゃん。
珍しい名前と聞いたから、本名は念のため伏せておく。
先生とはいっても私と同学年の女の子。
このPちゃん、アジアが大好きらしくて日本に留学だったか短期間だけど行っていたらしい。
アジア人の黒髪に憧れて綺麗な金髪を黒髪に染めていたのを見て、この人は面白いぞ、と直感で思いました。
韓国にも行ったことあるんだったかな。彼が韓国人だったかな。
あぁ記憶が曖昧。
毎週の金曜日の打ち上げ、他の先生も一次会までは参加してたけど、若いPちゃんは私たちと一緒に最後まで遊びまくり、すぐ打ち解けた。
アジア人のノリについていけないのか、他の欧米人も一次会くらいまでで、最後まで残るのは韓国人大勢と日本人数人、それとPちゃんだった。
Pちゃん、韓国料理もよく食べてた。
内容は忘れたけど、日本に住んでいた頃の話をよくしてくれていた。
日本滞在がよっぽど楽しかったんだろうな、と思ったことだけは覚えている。
ある日私の父が、娘(私)のいるシドニーに遊びに行く!と計画を立て、うちのシェアハウスに泊まることになった。
その話をすると、Pちゃんのテンションが突然上がりはじめた。
「え〜〜〜〜!!!!私日本のお父さん大好き!!面白い!!」
ぴょんぴょん飛び跳ねながら喜ぶPちゃん。
どうやら大阪でホームステイ?していたらしく、その時のお父さんが面白かったから、日本のお父さん面白い!好き!となっているらしい。
それは大阪だからだよ…
と言ったけど、それでもいいから会いたい、と言われ、なんとうちのシェアハウスまで遊びにきた!!
お父さんとPちゃん、なんの話をしたのか私は全く覚えていないけど、面白い組み合わせだなと思っていた。Pちゃんが終始ニヤニヤ笑っていたことを覚えてる。
そんなPちゃん、私が帰国するまで仲良くしてくれた唯一のオーストラリア人の友達となった。
実は今でもSNSで繋がっていて、私と同時期に結婚して同時期に高齢出産している。
私が英語を忘れてしまったから頻繁にやり取りはしていないけど、現在の彼女が元気そうなので、それだけでよしとする。
番外編〜MK〜へつづく
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