選挙いこ
無職になって10か月が経ってしまった。まだ週5で働ける自信がない。いや、本命高望み2社とも落ちたショックもある…。
とりあえずそろそろ何もしないわけにいかないので、社会復帰の一歩として単発アルバイトから始めることにした。タイミングよく石破さんが急な選挙に踏み切ったので、選挙スタッフのバイトに申し込んだ。
官公庁を主に扱う派遣会社らしく手続きがしっかりしていて面倒だった、そのぶん変な人もいないだろう。
都内北区の期日前投票からシフトスタート。
事前研修もしたけれど、国民の権利である一票に間違いがあってはならないので緊張してきた。
急な選挙だけあって、我が家にはまだ選挙のお知らせが届いていないがどうなるのだろうかと思っていたら、手ぶらで来ても期日前投票は出来るのであった。知らなかった。
ズルやなりすましなどしませんよ、選挙当日は事情があるので期日前投票します、という宣誓書に住所と名前、生年月日を書く。
それをこちらのパソコンで情報検索して一致すればもう投票出来る。簡単だ。
ズルやなりすまし等の悪さも、やろうと思えば組織的に安易に出来そう。怖。
選挙のお知らせも届いてないうちから、どれくらいの人が来るのだろうかと思ったけれど、結構来る。
お年寄りや身体の不自由な方は、混雑前にこうして期日前に来ることが多いようだ。
小選挙区、比例、国民審査の順に投票するが、まあまあの割合で誰がいるんだっけ?と尋ねられる。まあ、お知らせさえ届いてない期日前初日だもんね。
だけどしっかり自分の権利を守るため、こうして投票に来るのは大切だと歳取る毎に痛感する。
友達と誘いあって来るのも楽しいだろうし、受付のスタッフと雑談するのを楽しみにしてるであろう方もいる。
現役世代では、投票後に美味しいごはんを食べに行くのがスタンダード行事になりつつある。
そういうのでいい。
生きてるのが辛い18才以上のみんな、選挙いこ。
投票しなかったら、この日本に何も不満はありません、自民党が作ってくれた今の社会最高!って認めたことになってしまう。
私は嫌だ。