見出し画像

冬の乾燥対策

冬は空気が乾燥するため、肌トラブルや喉のイガイガ感に悩まされることも。
冬に空気が乾燥する理由は、気温の低下による空気中の水蒸気量減少や、暖房の使用によるものです。

洗濯物の室内干しや加湿器の使用、観葉植物の設置など、手軽な方法で乾燥対策を実践しましょう。

この記事では、冬に空気が乾燥する理由、乾燥のピーク、手軽にできる部屋や肌の乾燥対策を紹介します。

冬に空気が乾燥する理由

1. 空気中の水蒸気量が減るから

冬に空気が乾燥する理由は、空気中に含まれる水蒸気の量が減るから。気温が下がると空気中に含まれる水蒸気が水滴や氷になり、物理的に減ってしまうので、空気が乾燥する原因となります。

2. 冬は暖房を使うから

冬は暖房を使うため、より空気中が乾燥しやすい傾向に。石油ストーブやガスファンヒーターなどは、石油やガスが燃える際に水蒸気が発生するので加湿効果がありますが、電気を使うエアコン・電気ヒーターなどは暖房機器に加湿機能が付いていなければ、加湿効果はありません。

特にエアコンは空気が乾燥しやすい暖房器具です。エアコンの暖房で室温が上がると、相対的に湿度が下がって乾燥を招きます。エアコンの温風が直接当たることでも、肌や髪の毛が乾燥する原因となります。

3. 現代の住宅は気密性が高いから

現代の住宅は、気密性と断熱性が高くなっています。湿度は気温によって、水蒸気の量が変わる性質です。例えば同じ湿度50パーセントでも、気温30度と15度では空気中の水分量に違いが出ます。気温が高いほうが、相対的な湿度は低くなるでしょう。気密性と断熱性にすぐれた住宅は、室温を高く保ちやすくなりますが、その分相対的に湿度が低くなってしまいます。

【部屋】冬の乾燥対策

部屋の中の乾燥対策として、一般的なのが加湿器を使う方法。それ以外にも、洗濯物を室内干したり、お風呂の残り湯を利用したりするなど、さまざまな方法があります。ただし加湿をしすぎて湿度が70パーセントを超えると、結露やカビが発生しやすくなるため、湿度が50~60パーセントになるよう調整しましょう。

ここから先は

1,555字 / 7画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?