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冬の火事・火災対策
冬は火災が発生しやすく、また被害も大きくなりやすい季節です。
今回は、冬に火災が多くなる理由や火災の原因、発火場所ごとの対策などをまとめてみます。
1.冬に火災が起こりやすい理由
冬に火災が発生しやすい理由は、大きく二つあります。一つが「空気が乾燥しているから」、もう一つが「暖房機器などの火を使用する機会が増えるから」です。
空気が乾燥すると、建物や家具などに含まれる水分量も少なくなり、引火しやすくなります。特に風の強い日は、ちょっとした火の気でも大きな火事につながり、被害を広げてしまうおそれがあります。
また、気温の低い日はストーブなどの暖房器具や、給湯などでコンロを使用する場面も増えます。火を扱うことが増えれば火災のリスクも高まりますから、冬場の火の取り扱いは十分に注意する必要があるのです。
建物火災の月別件数
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建物火災は例年12月ごろから増え始め、1月にピークを迎えます。
そして、2~4月までは火災の多い時期が続きます。
1~4月と12月の5カ月間で、年間の発生件数の半分を占めています。
2.出火原因は?
![](https://assets.st-note.com/img/1732769001-8m6ijdCJ39D2TFEtzrWqbYla.png?width=1200)
建物火災について、出火原因でもっとも多かったのが「たばこ」です。
火災件数は3,042件で、全火災の8.6%を占めます。
このうち1,921件が「不適当な場所への放置」とされ、いわゆる「たばこの不始末」が出火原因です。
3位は「コンロ」で2,678件、全火災の7.6%を占めます。
このうち2,247件がガスコンロによる火災ですが、火を直接使わないIHクッキングヒーターも火災につながるケースがみられます。
最近は、電気機器や配線関連の火災も増えています。
「電気機器」が1,816件、「電灯電話等の配線」が1,473件、「配線器具」が1,354件、「電気装置」が626件となっており、電化製品の誤った使い方や老朽化が出火原因といわれます。
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