大人になること
大学では、ジェンダー学、社会学、法律学、政治学、労働経済学など、あらゆる学問分野から社会問題を考える、、、という学科で学びました。
母や周りの女性が、結婚・出産を機に専業主婦を選んだのは何故かという疑問を抱いており、この学科を選びました。
(私は結婚を機に正職員の仕事を辞めているので、、、今では「人それぞれ、その時に身を置いている環境、家族との関係の中で決断することだ」という考えを持っています。)
周りは、全国の「進学校」と呼ばれる高校出身の方が多く、学習意欲や志が高く、「社会をより良くしたい」という明確な目的意識を持った学友たちに囲まれ過ごしました。
私自身は進学校ではないため、当初は学歴コンプレックスに近い気持ちを抱いていました。
しかし、親しくしてくれる友人、図書館や教室での勉強会を通じ、だんだんと胸を張って勉学に励むことができました。
大学生活では、一人っ子かつ親との関係性(表現すると独親、共依存)に悩む友人が多く、自分の母(一人っ子で親との関係に悩んできた当事者)の経験談であったり、私の考えを話すことで、友人に寄り添いたい、自分の目指す進路や夢を諦めてほしくないという気持ちで過ごしていました。
また、電通の高橋まつりさんの過労自殺、知り合いの過労自殺を知り、「自分にできることはないのだろうか」と使命感を感じた時期でもありました。
労働者のために活動する団体、官公庁でのインターンシップを通じ、最終的に就職先を決めました。
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