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自分を形づくるもの

前回の記事で、次回は公務員試験の対策について〜と結びましたが、その前に「これだけは書いておきたい」と思ったので綴ります。

自分の考え方、生き方に影響を与えてくれた方々に感謝の気持ちを込めて、、、

まず、母です。
何よりもまず産んでくれたこと、いじめを受け同学年の友人ができなかった私に寄り添い、図書館に通って受験勉強について情報収集をしてくれたり、、、
地元を離れる私に「今度Aが住む場所には素敵なお店がたくさんあるみたいよ」と雑誌をコピーしてコラージュしてくれたり、一人暮らしの学生会館にクール便でお手製の味を送ってくれたり、、、
「決まった年齢で結婚、出産というレールに乗る必要はない。Aの考えやペースを大切にAの人生を!」という励ましの言葉をかけてくれる存在です。

父は、幼少期に親戚と身を寄せ合い食い繋いできた経験をきっかけに、大学受験を断念した後は浪人をせず、地元で公務員として働く選択をしました。
高校を卒業後、ずっと同じ職場で働き、現在も後輩に囲まれ日々働いています。
私や妹が生まれた時から、決まった額をコツコツ貯金し、進学費用を準備してくれ、「そろそろ入金しておこうか?」とこまめに連絡をくれていた、、、
我が家の家計管理を担うありがたい存在です。
幼い時から、寝坊助な母・私・妹を起こし、洗濯をかけ、ゴミ捨てを担ってくれています。
「やられたら、悔しい気持ちをエネルギーにして他のこと(勉強、知識を蓄えるなど)を頑張りなさい!」と、私が落ち込むと今でも励ましてくれます。
来年からは、地方公務員という同じ職業を長く経験している先輩として、父の働く姿や考え方から学んでいきたいです。

曽祖母、祖父、祖父の弟は、太平洋戦争で一家の大黒柱(私からすると曽祖父)を失いました。
曽祖父はインパール作戦で戦死し、「遺骨です」と戦後家族に手渡された箱の中身は空っぽだったそうです。
祖父は高校が終わるとすぐ走って家に帰り、家業を手伝ってきたそうです。
「頭を働かせて稼ぐか、身体を動かして稼ぐか、そうやって食っていくしかない」と母に言ったことがあるそうで、経営者として尊敬しています。
また、祖父の弟は、「ぜひ大学に進むべき」と勧められたものの、家計を憂い就職を選びました。
また、就職活動のなかでは「君は片親でしょ?」とその場で不採用を言い渡されたこともあったと聞いています。
この3人から直接何か「こうしなさい」と言われたことはないのですが、苦労して家業を頑張ったり、命を繋いでくれたことで、今の私の生活が成り立っていることに心から感謝しています。
また、「みんなが経験してきた辛い経験に比べたら、私なんてまだまだ頑張れる」「やってやる!」と、その存在自体が心の支えになっています。

祖母、妹は「Aちゃん/お姉ちゃんなら、きっとできる!」「大したもんだ!/頑張ったね!」と事あるごとに激励してくれます。
2人とも甘いものに目がないので、お菓子を作った時には真っ先に食べてくれます。

パートナーは、たくさん「すごい!」と褒めてくれたり、「それはAの考え方も見直す必要があるんじゃない?」と諭してくれたり、、、
今や私が生きていく上で、ぶれそうな時に道標となってくれる大切な存在です。
私の地元という慣れない土地に移り住み、先に正職員として働き、家計を支えてくれていることに感謝しています。
今回の転職活動でも「慢心するでない」と厳しくも的確にエントリーシートの添削や面接練習を率先して手伝ってくれました。
4月からは私も家計を支えられるよう、引き続き一緒に頑張っていきます!

この他にも様々な生き方をしている個性あふれる友人たちからは、力をもらうことが多いです。

長くなってしまいましたが、あたたかで頑張り屋な家族、素晴らしい友人との出会いが、今の私を形づくっています。
みんな、いつも本当にありがとう!

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