持ち家購入で失敗しがちなこと

持ち家を買うときに失敗しがちなこと

  • 予算を重視しすぎて妥協
    私は20代の頃以下のような物件を検討しましたが、本当に買わなくてよかったです。それぞれ相場より2割近く安かったですが、もし購入していたら、売却時に大きく価格が下がっていたと思います。
    - 高速道路・線路のすぐそばの分譲マンション
    - 部屋の1室に大きな梁があり、天井の一部が大きく下がっている物件
    - ベランダからの眺望がマンション全体の共用施設(貯水槽だったと思います)
    - 駅から徒歩遠い(20分以上)
    - 人気のない駅のマンション

  • 相場を調べずノリで買ってしまう
    物件に一目ぼれしたり、仲介業者に焦らされたりでついついで買ってしまうことがあります。事前に十分な知識(特に近隣の物件相場)を持っていればいいのですが、勉強のための内覧の場合は特に注意。

  • 住宅ローン減税をMAXで使うことを目的としたペアローンを組んでしまう
    ローン完済まで夫婦関係が良好であればペアローンは問題ないのですが、万が一離婚などになると非常に面倒なことになるのでおすすめし辛い。
    一人でローン審査通るのであれば、単独が良いです。
    売却益が狙える物件でペアローンでないとローン審査が通らない場合、リスクを踏まえて選択するのはありだと思います。

  • 楽観的になり過ぎる
    購入対象物件の問題点(日当り、近くに鉄塔がある、道路付が悪い、近隣に嫌悪施設があるなど)をどうにかなるとついつい目をつぶってしまうことがあります。気になったら、仮に契約後でもしっかり調べなおしましょう。調べるというは、問題点が売却時の査定にどの程度影響するか金額として、把握しておくということです。

  • 悲観的になり過ぎる
    高額のローンを組むのは心理的にプレッシャーがあるので、会社が倒産したらどうしよう、大きな不具合が発生したらどうしよう、老後も快適に暮らせるのか、など色々心配はあります。全てを完全に納得することはほぼ不可能です。なので、1,3,5,10年後に持ち家を売却した際に生活が破綻しないかを最終判断にするとよいと思います。仮に金利1%、30年ローンの場合、10年後には残債は70%(69.94%)となります。売却時にそれに近い金額で売れれば致命的な問題は発生しないはずです。


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