はじめての最後#24
暇なのでこれまでnoteに書いたものを読み返した。
自分の気持ちの変化が、ありありと見える。
恥ずかしい。恥ずかしすぎる。
けれど、正直に書いてきたことに、間違いは無い。
結局ひと月前に1度セックスをした以来、私達はキスしかしていない。
私の予定では、そろそろ3、4回はしてるはずだったのだが。
私そんなに悪かったのか?
まぁ、驚くほど相性が良くてこんなの初めて、、、、なんてことは私だって無かったけど。
こんな風に自虐的に思ってしまうけども。
ひたすら忙しくなってきた彼にとって、私との時間なんて作れる訳がないって理解はしている。
私が会う度に少しずつ彼を知ったように、彼なりに私の生活を少しずつ知ったはず。
そこへの配慮もしてくれているとは思う。
なーーーーーーんにも
本気でなんにも言わない人で、何考えてるか本気でわからない人だから、何も考えてない可能性もあるけど。
一般人の生活や仕事では求められないようなものすごく重い責任のあるお仕事をしている彼は、週末に生徒を抱える指導者をし、もうひとつ高みに上がり続けて社会人だけど勉学も続けている。
会社は朝から日が変わる直前までお仕事。
週末は新幹線に乗って指導。
論文も書きながら。
アホだろ。って言いたい。
だから「すごぉい」とか「すばらしい!」とかを私は全然言わないけど、内心はすごく心配。
育ちも出来も根性も違うから、私には理解できない
すごい回路で整然とされているのだろうけれど。
睡眠時間も無駄な時間も、全然ない。
作ってこなかったんだろうね。
追い込み型の人生が彼を奮い立たせて、そこからすごい何かが生み出されていくのだね。
頭脳のアスリートだと尊敬している。
そのうえでもう一度言うけど
アホだろ。
セックスする時間くらい算出しろ。
まぁ、言いたいことはこれに尽きる。
こんな思考しかできない女を、彼はどんな気持ちで相手しているんだろ。
暇な私。
今日は料亭のレシピで、無駄に工程の多い豚の角煮を仕込みながら、明日時間ある?とメッセージした。
明日は早めに帰ってくる気がしたから。
その勘は当たっていたが、明後日の打ち合わせ資料でてんてこ舞いで無理、らしい。
角煮あげたかったなぁ。なにか美味しいもの食べさせたい。
私の人生なんて、子育てが何よりの重要事項だったし、子供を授かったことくらいが私の価値なのでは?と思っているからか、好きな男ができると、つい何か食べさせたくなる。
だからよく食べる人が好きなのかな。
話しがそれた。
付き合ってる人っていう確信がある関係なら、仕事している彼の家に、さっとご飯持っていくだけとかできるんだよな。
↑
こんな感情が、ここに書き始めた時と随分違う。
書き始めから読んでいたら…
初めは、ただ彼の記憶に残る女でいたかったし、彼を誘惑して、しまくって、取り乱すエリートを見て優越感に浸りたかっただけではと感じた。
今はどうだろう。
もう正直セックスしたいとかより、彼と過ごせる時間があるならそれだけで幸せだと思ってる。
もちろん抱いて欲しいけど。
昼間に公園に行くとか、映画を観るとか、ありきたりな日常の息抜きを一緒にしたい。
もうそろそろ見頃も終わりに近づいた秋桜の写真を、彼に送った。
その自分の行動は、そういう気持ちを示してる。
そういえば、一昨日娘と温泉に行った時に久しぶりに体重計に乗った。
5キロ痩せていた。
5キロはまぁまぁでかいぞ。
秀才くん、恋煩いさせて5キロも痩せさせるなんて。
しかもセックス無しで。厳密には1回だけで。
今までの男で、付き合い始めの頃に、毎日毎日何回も何回もって求められ続けた結果、ゲッソリ痩せたことがあったけど。あの時はセックスはスポーツなんだって初めて実感したなぁ。
くだらないこと言ってる場合じゃない。