私の好きなかおり、香水遍歴
好きなnoterさんが香水について書かれていたので、私も振り返ってみる。とはいえ、あまり多くはないのだけど。
JEAN PATOU 1000(ミル)
山田詠美の小説で出てきて、この香水に憧れた人は多いと思う。
私が大学2年生のときに、ひょんなことから仲よくなった同い年の1年生とは、この話題で一気に打ち解けた。かおりを知ったのはここからずいぶん後だけど、小説のイメージとは少し違ったけれど、いいにおいだった。
Carolina Herrera Chic
初めて買った香水。大学1年生かな。親しみやすさと、ひとクセある感じがちょうどいい塩梅で、大好きだった。結構すぐになくなってしまった。
キャロライナヘレラは212が有名だし、流行ったよね。
ちょっとコケティッシュで、イメージはアメリ。ハナ・ソークポヴァがモデルだったのも好きだった。
ボトルは光の反射を使って、正面から見たら透明、角度を変えると真っ赤なガラス。ここも女の二面性って感じがして、おっとなーと思っていた。
でも劣化が早かった気がする。大事にし過ぎて使い切れないまま変なにおいになってしまったのが残念。
CHANEL ココマドモアゼル
大学3年から、28歳くらいまで、いちばん長く使った香水。
甘いかおりは好きではないけど、これは好きだった。妹におすすめされて、きっと好きだし合うよと言われて。甘いけどフレッシュな感じで好きだった。ただし、CHANELの例にもれず、かおりは強め、長持ちめ。
私は夜寝る前につけていた。
イッセイミヤケ ロードゥイッセイ
年上の友人、男の人がつけていて、いいなと思って買った。スイカのような瓜のような、きれいな水(イメージね)のようなかおり。肌との合わせなのか、彼がつけているときよりも甘くなく感じたけど、それもうれしかった。
ひとくちにロードゥイッセイとはいってもいろんなのがあって、さらに年によって限定バージョンが出たりしていて、楽しくいろいろ試した。
一時期は、春夏はロードゥイッセイ、秋冬はココマドモアゼルを愛用。
Jo Malone London アールグレイ&キューカンバー
紅茶のかおりの香水がほしくて探したかおり。私のミューズ、前田紀至子ちゃんがたびたび話題に出していたことで気になっていたJo Malone、初めてお店行ったときはどきどきしたな、田舎者だもので。
これ、大好き。紅茶のかおり、と探すと、大抵甘すぎたり、紅茶とは言ってもレモンティーみたいなかおりが多くて、茶葉だぜ!!みたいなのがほしかったので、結構理想。きゅうりはあまり感じなかったです。
Jo Malone London フィグ&ロータス
アールグレイ&キューカンバーで味を占めてJo Malone2こめにトライ。
くせつよめ。でも好きだった。勁い女になれそう。深くて甘くてでもきりっとしていて、冬向きだった。ただし男子受けはいまいち。
Jo Malone London ブラックベリー&ベイ
あまり覚えてないんだけど、これもよかった!やはり勁い人っぽいイメージ、秋冬向き。
おいしそうな女になれる気がした。
Senteur et Beaute ブラックティー
紅茶のかおりがほしくてagain
雑貨屋で見つけたプチプラだけど意外とよかった。今も使ってます。
甘くないし、ちゃんと渋さもある。
私の香水エピソード①
社畜時代、土曜出勤していたときのこと。
「香水は寝る前につける」が自分ルールだったんだけど、その日は朝にシャワー浴びて、そしたら習慣で香水つけてしまった。
でも土曜出勤する人は少ないし、少なくとも同じ課(同じ島)の人は来ないとわかっていたからまあいいや、と出社した。
そしたら違う部の、遠い席の男の人(6歳年下くらい、鈴木亮平を、造作はのどかに、雰囲気は野心的にしたような好みのいけめんでした…)は出社していて。
遠い席だったんだけど、私はその人の席の近くのキャビネットに用があったので、ごそごそファイルを探していた。そしたらぬっと私の背後に立ったその人が「りこ山さん今日香水つけてます?いいっすね」と言った。それだけなんだけど、キャビネットと長身の間にいて、きもち一瞬薄暗くなったことにびっくりしたしギョッとしたしどきっとしたのでした。
私の香水エピソード②
年上の美人派遣さんに香水を言い当てられて驚いた思い出。
鼻がよくて、香水に詳しくないとできないことだよね。
ブランドだけでなく銘柄も当てる。驚いた。
私の香水エピソード③
社会人2社目の会社のとき、香水つよすぎるし、あんまいい匂いじゃない、と言われているパートさんがいた。
遠回しに、つけ過ぎじゃない?と言おうとして、ある人がそのパートさんに何の香水使ってるのか聞いたんだって。
ココマドモアゼルだった…
肌につけたときのにおいも大事、と思い知る…