船乗り、やっと水面へ上がる
剣と対話とは
サファグンと、その奥にいたメロウとも戦闘状態になっていく。
水中なので剣だと戦いにくくて、仕方がないのでジャヴェリンを投げたりなどして攻撃を加えていく。
う〜〜ん、なかなかに面倒だ。
頑張って3回攻撃して全部避けられた。はやい・・・。
攻撃された時に、避けた拍子に反撃してやっと攻撃を入れられた。
直前までに他のメンバーが体力を削ってくれていたので、それでメロウは沈んだ。
最後の一匹のサファグンもボルノヴァが魔法で殺した。
沈没船の中に入り込んでみた。
ボルノヴァがメンディング(儀式)でめぼしいものを探している間に周辺を見て回ると宝石がいくつか出てきた。
そうしている間にも、ボルノヴァがメンディングで何かを発見した。一対の剣で、陸で使えばいつも以上に使い勝手が良さそうなものだった。
ちょうど俺は二刀流なので、ありがたく使わせてもらうことにした。
が、同調が必要なアイテムらしい。
同調。よく聞くけど、よく知らないんだよな。
アイテムと対話しろ、ってことらしいんだけど、剣と対話????とは???
楽しいリザードキングの張り付け
長い長い海底洞窟を抜けると、やっと水面へ上がることができた。
この頃になると、なんとか剣と対話ってやつができたような気がしなくもない。
なんとなーく使い方がわかって、手に馴染んできた気がする。心なしか持ちやすくなって、奮う力を剣に伝えやすくなった気がする。
アペーテスの案内で水面まで上がると、やっと空気が肌に触れて開放感すら感じる。
けれど、陸に上がるとばかに体が重く感じるので、ちょっと休憩することになった。
周囲はあかりひとつなく、しかもちょっとカビ臭い。
ただの人間なのでなんにも見えない。そういえば、おれたちの中でヒューマン以外ってジェレミー(ハーフエルフ)くらいじゃねぇか?
さすがに松明を焚いた。
全員できっちり休憩すると、いざ奥へと進むことになった。細い道を進んでいくと、血の臭気が鼻をつく。
生臭さと、血のいやな臭いで鼻がひん曲がりそうだった。吐いちゃうかも・・・。
近寄れば近寄るほどそれは強くなる。やがて水場に到達したが、その水を松明で照らしてみると、明らかに赤い。血だった。
灯りが近寄ったからか、大声がした。
たぶん竜語?なに言ってるかはわからんかったが、たぶん、灯りに対する警告だったと思う。
ジェレミーが「タコがいるぅ」と言っていたのでたぶんタコ的なものがいるのだろう。
よくよく見たら、触手みたいなのが見えなくもない。
どうやら敵さんみたいだ。
松明を持っているのはジャックだったので、ジャックにも移動をしてもらいつつ敵の姿が見えるよう移動していく。
こっちは敵が見えさえしたら攻撃ができるからな。
幸い、たくさんいたタコのような触手はうまく当たれば一撃で殺せた。
なら、その触手をたくさん出してくるリザードキングを倒す方がいい。
そうしてリザードキングに近寄っていったんだが、ここでジェレミーがライムズバインディングアイスを当てたことでちょっと面白いことになった。
リザードキングの足が氷に貼り付けられて動けなくなったのである。
・・・・・・。
これは・・・。ジャベリンを投げるしかないな?
せっかく相棒になってくれた剣を一旦手放し、ジャベリンに持ち帰る。
ジャックもクロスボウでピスピス撃っていく。
リザードキングがトライデントを振り回すも、こっちには届かないので高みの見物をするだけである。
いや〜〜〜、楽しい景色だ!
ただ、さすがにジャベリンだとちょっと当たりにくいし、そろそろ可哀想になってきたので近寄って引導を渡そうと思った。
しっかり近寄って剣を振り回したのだが、見事に当たらない。武器を持ち替えて当てやすくなったと思ってたんだけどな・・・解せない(ダイスの反乱)
リザードキングに爪で何度か切り付けられた。痛い。
最後は我らが姉御アリスが「断罪の時間だ」と無慈悲にロングソードを振り下ろして真っ二つにして終わった。
これで戦闘もひとまず終了だ。
そう思った時、足元の水から、何かがぽっこりと浮き上がってきた。水の玉かと思ったが違う。
<次回へ>