
YouTubeリハック茂木幹事長を見て。私が総理大臣になったら。
YouTubeのリハックを観ました。茂木幹事長の回です。
どうして政治家になったのですか?という題名で茂木幹事長に質問していました。インタビュアーの高橋Pは本当に優秀な方で肩ひじ張る質問をいかに楽にインタビューするかをよく考えてインタビューしていましたね。高橋Pだからこそなせる業。ブッキング力も併せてさすがだなと思いました。
自民党の茂木幹事長は副業を推進していました。自分が総理になったら国民みんなが副業できるようにしたいと動画内でおっしゃっていました。副業をすることで収入を増やして生活していこうという趣旨にとらえましたが、本当にそう考えているとしたらとても怖いなと思いました。
副業をするにはスキマバイトでも時間とられますよね。本業の時間が短くなるわけでもなく、現実はよりハードに働けよ国民よ。と言っているのだと思います。
いいか?今仕事ひとつじゃ生活できないだろ?物も高いし、税金だって納めなきゃならねぇ。だったら働け!本業だけじゃ足りない?副業だ!本業終わったらライドシェアでもして働いてお金を稼げ!税金納めろ!分かったな!
と言われているように思ったのは私だけでしょうか?
正直、国民が貧乏になっているのが政治のせいではなく、国民が働かないからだということを暗に言っているような感じで解決策としても政治は何もしない。するのは副業推進だ。働け!というように思ってしまったのです。
もちろん、近年の日本人の働き方を見るともうちょっと効率的にもっと情熱をもって仕事に取り組むべきだという指摘は否めません。しかしながら、日本人が貧乏になっている現状をすべて国民のせいにして、国民に責任を取らせようとしている政治家を見るとどうも応援する気にはなれません。
どうしたって政治家は自分のやってきた実績を取り上げて、自分はこれだけのことをやっているのだ。批判している人は知識が足りない。実績を見ていないだけだと折れません。自分のせいにしません。それが政治家の仕事のような気もしてきました。
ただ、リハックの番組の性質上、政治家を政治家とだけ取り上げるのではなく、人間味を残して取り上げるので茂木幹事長のことは人間味があるという意味では親近感が沸く動画になっており、とても楽しく拝見させていただきました。
感想まで。