「感情を感じ切る」ワークの前に大切な【存在状態】
例えば何か怖いことが起きた時、
その感覚にステイしてみる。
そうすると抜ける。
「感情を感じ切る」とか
「その感覚にステイする」とか
いろんなふうに表現されているけど、
なかなかよくわからなかったし、
やってみても、
抜けた感覚はよくわからなかった。
そりゃ何年も何年も。
やってみては、fade outしてを繰り返した。
なので最近では
その手法にも特にこだわらなく、
気が向いた時に
その感覚にステイする
をやってみたりしてるくらいで、
それをやって
抜けた、抜けないすら
意識していなかった。
しかし、
今日あることをきっかけに
なんか嫌な感じがした。
怖い感じがした。
だから、
着替えたり準備をしながらだったけど
その【怖い感覚】にステイしてみた。
そうしたら、
ほんの数分で消えたのだ。
他のことをしていたから
気が紛れただけかな?
とも思ったけど、
どうやらそうでもないらしい。
ではなぜ、抜けたのか??
しかも「ながら」だったのに!
今までは、それに全集中っ!って感じで
やっていたのに、わからなかったのに。
「感じ切ったから」
というのもあるだろうが、
もう一つ重要なことがあると
思っている。
「感じ切る」「ステイ」した時の
自分自身がどんな存在状態でいるか、だ。
どういうことかというと、
そもそもの【存在状態】が
自己否定や、
自分へのダメ出し、
つまりは
エゴキンマンで溢れているのか、
そしてそんな自分をさらにダメ出ししているのか、
エゴキンマンに溢れちゃう自分さえも
「そういう時もあるよね」
と、自分に優しく、
自分をほっとさせられているか。
自分を赦せて、緩ませられているか。
後者の存在状態に入れている時に、
一般的にネガティブといわれる
感情や感覚にステイすれば、
安心してその中にステイ出来て
感じ切ることができる。
だが、
前者の存在状態でいる時に
一般的にネガティブといわれる
感情や感覚にステイすれば、
そんな感覚を感じることさえ
許せていないし、拒絶したい、
もしくは
そんなことを感じるダメな自分と
諦めモードになるかなので、
結局はのところ
ただ一つのエネルギー状態にすぎない
その【怖いという感覚】を
とらえることができないのである。
何気にこれ、
私の中では大きな発見!