ミドサー2児の母・転職記②~転職活動を開始~
こんにちは。
適応障害で公務員を辞職し、その後転職をしたミドサー2児の母・rionです。
この記事では崖っぷちミドサー母の転職活動の様子をお届けします。
転職を決意するまで
保育園どうしよう問題にぶち当たる
11年続けた公務員の辞職を決意した私。
適応障害を理由とする病気休暇の取得を終え、退職日までの有休消化の段階になったとき、「子供の保育園どうしよう問題」が発生しました。
保育園は親が保育できない理由が通わせる要件となっているため、無職になってしまうと退園しなくてはならなくなるのです。
私には保育園に通う子供が2人いました。
これを機に幼稚園に通わせることや自宅保育に切り替えることを検討しましたが、このまま家に入ってしまうと二度と社会復帰できなくなってしまうのではないかという気持ちになりました。
一方、適応障害を患う身。
「仕事」について完全に自信をがなくなっており、ポジティブに考えることができないでいました。
また、もうすぐ35歳で未就学児2人を抱え、特別な経験やスキルもない私を雇ってくれる企業なんてあるのかという不安もありました。
そこで、こんな私が育児と両立可能な仕事に就ける可能性があるか。
とりあえず情報収集から始めることとしました。
転職の軸を決める
これまで小さい2人の子供を育てつつもなんとか勤めてきた私。
それは保育園に助けられていたからだという自覚がありました。
毎日朝早くから18時まで安心して預かってもらえる。
残業をしても延長保育をすぐにお願いできるし、夕食まで出してくれる。
土曜日に仕事に行くときにも預かってくれる。
子供が小学校に上がった後、同じ環境が得られないことはよく分かっていました。
転職するならば子供があと1年で小学生になって小1の壁にぶち当たることを見据え、子供に「おかえりなさい」と言えるような仕事に就きたいと思っていました。
そこで、譲れない転職の軸を「超ライフワークバランス重視」にすることにしました。
転職活動の第一歩
求人情報を見まくる
子供に「おかえりなさい」を言えるようになるため、とにかく時間に融通が利く、もしくはフルに近いリモートワークが可能な仕事を探すことに決めた私。
本当にそんな求人が存在するのか確かめるため、まずは求人サイトで情報収集です。
女の転職type
Indeed
求人ボックス
といった求人サイトを見ると、意外と「時短勤務可」や「基本リモート」という求人が多く見つかりました。
選ばなければ何かしらの仕事に就くことは出来そう、という印象を受けました。
一方で、それは本当に「選ばない」場合。
例えば、待遇面。
上記のような求人は派遣や契約社員の求人であることも多く、給料的には大幅なダウンとなる見込みでした。
公務員時代と比べて100~200万円の年収ダウンは当たり前、しかも身分は不安定に…
また、求人職種はIT系(エンジニア、ITサポート等)が大半を占めていました。
私にIT系のスキルや経験は皆無なので、やるならば未経験のスタートです。
ITを除外すると保険や不動産等の営業やコールセンター等が多く、過酷なイメージがつきまとう職が大半でした。
こんなにIT職種の求人が多いなら、いっそのことエンジニアスクールに通ってリスキリングから始めようか。
でも通っても仕事が見つかるとも限らないし、35歳にもなってしまう。
しかもやっぱり保育園どうしよう問題が発生する。
そんなことを何度も何度も考える毎日でした。
転職エージェントサービスに登録
色々考えるばかりでどの方向にも踏み切ることができなかった私。
次に、転職エージェントサービスに登録をしてエージェントに相談をすることにしました。
「私が現状のまま育児と両立可能な仕事に就ける可能性」を率直に聞いてみたかったのです。
ネットで色々検索し、求人数や30歳以上の転職サポートも数多く行っているという口コミから、dodaエージェントサービスに登録をしてみました。
エージェントとの面談の結果、以下のようなことを教えてもらいました。
転職市場の現況は非常に明るい
公務員→民間の転職例も多くある
35歳の壁はあるが、34歳の今なら問題ない
業界を選べばリモート中心の仕事に就くことも十分可能
まとめると、「今ならいける!がんばれ!」でした(笑)
自信を失っていた私ですが、エージェントの言葉に背中を押されることとなりました。
社会との繋がりが完全に断たれてしまう可能性から、恐怖や焦りの感情がある時だったので、思い切って転職活動を始めることとしたのです。
つづく。
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