笑顔の裏に隠れたモノ
イジメ。
「ワタシハカンケイナイ」
「ダレカガイジメタラシイヨ」
「ワタシハイジメテナイ」
そこら中で聞こえるそんな言葉。
虐められたり、虐めたり、傍観者になったり。
生きている中でほとんどの人がいじめに関わっているだろう。
私も傍観者になったり、時には虐めらしいことをされたり。
私の好きなバンドであるSEKAI NO OWARIのfukaseも過去に集団リンチにあっていた。
時代が流れるにつれ、いじめの形も変わっているが、誰かの心に傷を負わせていることに変わりない。
今日はそんな「いじめ」をテーマにした記事を書いていこうと思う。
自己紹介
どこからがいじめと定義付けられるのか。
集団リンチはいじめに入るのか。
机に「○○なんかシネ」と彫刻刀で彫ったことはいじめに入るのか。
筆箱を隠して、中のものをぐちゃぐちゃにして返されたことはいじめに入るのか。
陰で悪口を言うのはいじめに入るのか。
無視はいじめに入るのか。
集団リンチ以外は全て私が経験したことだ。
小学生だった当時、かなりひどいことをされていることに気づかなかった。
なぜなら、これらをされることに慣れてしまって日常になっていたからだ。
A)虐めてる人になんと言いたい?
B)居なくなって。
これが私の本音。
寝る前に涙が止まらなかったことも、自殺に追い込まれたことだってある。
いじめる奴には同じことかそれ以上のことを味わって欲しい。
集団リンチ。
彼がされたのはおよそ20年前かな。
ろっ骨が3本折れた。
いまだに信じられない。
信じたくないのかもしれない。
あんなに綺麗な歌声で、希望に溢れているような顔で歌っている彼が集団リンチにあっていたなんて。
なんで。なんで。なんで彼が集団リンチにあうの?
なんで深瀬だったの。
このことを考えるだけで涙が溢れる。
そして
「終わりの中に始まりを見つけよう」
そう思ってくれて本当によかった。
でなかったら今の私はいなかったかもしれない。
何回彼の唄に救われたことか。
もしかしたら彼の歌は過去の深瀬に謳っているのかもしれない。
14歳のころの彼に謳っているのかもしれない。
それとも未来の自分に唄っているのか。
深瀬自身に唄っていたとしても、彼の歌は確実にファンである私に届いている。
傷ついたら笑う。
傷を隠すように笑う。
傷を修復するために笑う。
怪我をさせらても笑う。
耐えられないくらい痛くても笑う。
君は悪くないよと言って笑う。
私が悪いからと言って笑う。
笑われながらでも、適当でも、謝られたら許す。
それしかないんだ。
相手に心配をかけないようにするためには。
人に嫌われないようにするためには。
いつからかの自分は人前で喧嘩ができなくなって、何をされても感情を表さないようになった。
いじめ一つがきっかけでこんなにも人は変わってしまうんだなと。
最後に。
いじめを止めろとは言わない。
止められる人はそう多くはないから。
けど、何か手を差し伸べてあげてくれないか。
「この人は何を言っても笑ってるし、ヘラヘラしてるから傷つかない人なんだな〜」
そんなはずないから。笑ってても心のどこかで傷を負ってるんだよ!
それにどうか気づいてあげて。
そして、もし今この記事を見てくれているあなたがいじめやパワハラ、モラハラなどの悩みやトラブルがあるのなら、自分だけじゃなくて周りを頼って欲しい。
誰でもいいんだよ。
だってあなたの周りには優しい人がたくさんいる。
そして、あなたを必要としてる人がたくさんいるんだから。
勇気出して相談してみようよ。
少しでも心が楽になるかもよ。
こんな私からのお願いだけど、どうか救われる人が増えますように。
時には何かを諦めて、脱線してもいいんだよ。
嫌なことから逃げることって悪いことじゃないんだよ。
だって、何歳からでも、何回でもやり直せるじゃないか。