見出し画像

良いもの

ひねくれているので
本当に良いものだけを集めました
とか書いてある店をみると、なんだか
身構えてしまうたちだ。
なぜ、そんなにそれらが良いものと断言できるの?
と疑ってしまう。
そのために、しっかり良い理由やこだわりを知ろうとする。
職人の腕、産地、デザイン、質、などなどこれでもかと書かれた良さがやってくる。

それらを知った上で。
なるほど、買えない値段でもない、
でもなぜか欲しいとは思えない、
ことも多い。

買わないということは
まるでお前には見る目がない、
センスがないと言われているようで、
勝手に申し訳ないような気分になる。

あと、もっと相応しい人に買われたほうが
いいのではと思うのだ、そしてたぶん
誰もが認めるような類の良いものには
あまり執着がないのだ。
死んだら持っていけないし。
むしろ気に入ったものや愛着が沸いた粗悪品にも良さがあるのだ。安かろう悪かろうと一概に言えないのだ。

あなたにとって
良いかどうかはわかりませんが
少なくとも私はとても良いと思います、
くらいだとほっとするのかもしれません。

やっぱりひねくれているけれど…。