洞窟をようやく抜けた。後編。
こんにちは。今日は以前の就活の話まとめ。後編を話していこうと思います。以前の話は就活の軸を決めて業界を選んだところまであったかなと思います。
いざエントリースタート。
自己分析や業界の志望理由などを考え、エントリーがスタート。正直大学生活でたくさんユニークなことをしてきたっていう自負はあったから、就職活動も自信はあった。けど、インターンへの参加経験だけはなかった。そこだけが最大唯一の懸念材料だった。そして25卒から就職活動は早期化していることを帰国後知り、少し焦った。
謎の焦燥感
私が就活を始めたのは、2月の後半。就活が早期化しているって言ったこともあって、ネットの情報ではもう既にその時点で就活を終えている人が何人かいた。もちろん仕事を始める時期がみんな一緒なのだから気にする必要はないと言うふうに割り切っていたけれど、やはり少し気になる。少しずつ枠が減っているのは事実だし、それで就職できなかったらどうしよう。とか、留学をしてお金をかけてまでいろんなことをやってきたのに、それが実らなかったらどうしようとかそんなふうに考えていた。
でも、その一方で、たくさんの経験をしてきたのは就活のためではないと言ったことも考えてた。単に世界を広げたい、自分の経験から物事を語りたい。人間として厚みのある人になりたい。そう思っていたからだ。だから、それが仮に就活に直結しなくても仕方ないことだし、直結させる必要はないと思ってた。
オーストラリアで暮らしていたから、就職活動でうまくいかなかったら、次はニュージーランドに行って生活してみるのもまぁありかなと思ってた。まぁ実際海外の働く辛さとか大変そう知ってるからやりたくないって言ったのは思っていたけれど。
勘違い
就職活動初期、私はいかに自分がやってきた経験をアピールし、こんだけたくさんの経験をやってきて多くのことを学んだから、それが社会でも生かせますよ。だから活躍できますよ。そうアピールできればいいと思ってた。だし、実際それが得意だった。オーストラリアでは、そういった方が多かったかなと思う。履歴書配りでも、自分はこれをやってきたから、こういう風にいかせますよみたいな。過程も大事だけど、それによって出た得られた結果を重視していたかなと思う。だから日本でもそうなんじゃないかなと思ったけどちょっと違った。
日本ではポテンシャル採用だから、結果よりも何を考えどのように行動してきたかこれが重視されているって言ったことを知った。そこから軌道修正した。
軌道修正
最初は3つの業界から見てるって言ってたけど、食品と商社はバタバタ落ちた。同時に自分には合ってないんじゃないかなと思った。どちらかと言うと、忠誠と同調を求める。そんな印象があったから、悪いとは思わないけど、私はもっと競争が激しいようなそんな環境で働きたいと思った。自分のありたい姿に近づくために。
従って、途中からは、IT ×グローバル。これに絞って活動を再設定した。それが大体5月の最初の方だったと思うから少し遅いかなぁと思っていたけれど、やるしかないと思って頑張った。never too late。
軌道に乗ってきた。
実際、IT×グローバルを軸として活動し始めた後は多くの企業でいいところまで進んだ。もちろん採用枠が比較的多いっていうのもある程度関係しているが。IT企業は目に見えるものってよりもサービスを展開しているから何をしているか、実態がつかみにくい。だから企業研究は苦戦した。けど外資ITにいった友人にポイントだったり、情報収集方法を教えてもらって頑張った。
その瞬間は急に訪れた。
他の企業の最終面接に備えていたその時、メールで通知が来た。「内定」の2文字。胸が高鳴った。これまでの経験とは少し異なる感情を抱いた。嬉しい気持ちもあったが、「ようやく終わった。」この気持ちが大きかった。内定先はアメリカに本社を置くIT企業だ。友人の推薦でこの企業を知ったが、調べていくうちに少しづつ興味が湧き、実際の面接で話した感じからも非常に好感を抱いた。その企業の面接は単純な面接ではなく課題が出された。非常に難しく感じたが、その難しさがしっかりと人の思考力を計っている気がして優秀な人が集まるんだろうなとも思った。是非ここで働きたい!そう思っていた。だからその企業から内定をもらったら即決した。その企業から内定をもらったら行くことは決めていたが、準備していた最終面接だけとりあえず受けて就職活動を終了することを決めた。他の企業も3社ほど平行して進めていたが、すべて選考を辞退した、
このようにして私の4カ月間に渡る就職活動は幕を閉じた。全体を通して感想や気付きはまた次のnoteで話したいと思う。
今日もこの辺で、rio