コロッセオの近くでグラディエーター2を見る。ヨーロッパ旅2日目。
こんにちは。今日は2日目の振り返りです。
バスを探してローマへ向かう。
空港から市内(ローマテルミニ駅)までは
①バス②鉄道③タクシー
があるが、タクシーは高いため、まず選択肢から外した。そして電車も考えた。しかし、ホステルの最寄り駅であるローマテルミニ駅構内の治安が最悪であることを知り、最初からそこに行くのはさすがに嫌だった。従ってバスで移動。バスなら車のなかからの風景も楽しめる。電車なら降りる駅を頭に入れとかなきゃいけないため、少し面倒。だからバスがベストだと思う。
いくつかバスの種類はあるのでいろいろ吟味したほうがいいと思うけど、私はTerravision Busを選択。往復15€程だ。持ち込み荷物の制限もなく、途中で停車場の無い、直通の唯一のシャトルバスらしい。みんなにおすすめ。
およそ50分ほどで駅に到着。ローマテルミニ駅はターミナル駅となっているため、多くの人で賑わっていた。おそらく日本人とみられる人もちらほら。新幹線?乗り場もあり、それが非常に大きかった。欧米あるあるになっている、ゴミ箱が沢山あるというのは本当だった。オーストラリアでもアメリカでもそうだったが、ヨーロッパでも多くのごみ箱を発見した。
ホステルまでおよそ15分ほど歩く。すでに感動していた。私はついにヨーロッパに来たのだと。深呼吸をしてその現実をかみしめる。建物は非常に美しく、何か誇りさえ感じる。「俺たちはこのようにして歴史を紡いできたんだぞ」と。日本では100%見られないような通りや建物ばかりが私の五感を刺激した。
ホステルについたのは10時前くらい。にも関わらずチェックインが可能であること。荷物を置きにだけ来たのだが。まさかのチェックインが可能だった。ラッキー。チェックインを済ませ、部屋に向かうと一人の男性が。名前をウィリアムという彼は中国の両親を持つオーストラリア生まれのオーストラリア人で今はデジタルマーケターとして活動しながら旅をしていることが分かった。ローマには2日前に到着し、さらに4日間ほど滞在する予定だと言う。彼は非常に優しく、この後コロッセオを見に行く予定だと伝えると案内してくれると言った。私もオーストラリアに住んでいたので共通の話題で話も弾み、話は非常に楽しかった。
コロッセオを見る前にトレビの泉へ。後で知ったのだが、2025年にキリスト教のカトリック?の大切な式典があるらしく、多くの建物で補修工事が行われていた。トレビの泉も例外ではなく、水は抜かれていた。仮説のプールが置かれ、その中に小銭を入れるという物だった。また、橋が架かっており、彫刻をより近くで見る事ができた。
水が無かったため、いつもの、映像で見たようなトレビの泉ではなかったが、その迫力はすさまじかった。今でも鮮明に覚えている。細い路地を抜けた先に見える小さな広場、そこに堂々と存在する力図良い彫刻。思わず口を開けて眺めていた。生で見るトレビの泉は映像や写真のものよりもはるかにすごかった。沢山の人がトレビの泉を見に来ていた。
トレビの泉の近くのカフェのコーヒーがおいしいと聞いていたため、入りたかったが沢山の人がいた。断念。少し歩いたところでコーヒー片手に休憩。エスプレッソを注文。イタリア初の食事。初めてであることをウィリアムに伝えると奢ってくれた。イタリアはコーヒーが大好きで有名な国だ。コーヒーにあまりこだわりのない私は「さすがイタリア。」ということはなかったが、日本のよりも風味は豊かに感じた。おそらくイタリアでコーヒーを飲んでいるという体験がそう感じさせたのだろう。
その後、コロッセオ近くで一度解散。私はランチを食べにレストランへ。カルボナーラと水を注文。ヨーロッパでは水が無料で出てこない。確か2€。(320-35-¥)知ってはいたが、実際に目の当たりにすると驚いた。ウィリアムの紹介でこのレストランに来たが、イタリアであろうと容赦はしない。是々非々で審査させてもらう。うーん。正直普通だ。まずくもないしとてもおいしいわけでもない。日本のカルボナーラとは作り方が少し違うんだとか。日本のやつが好きというわけではないけど。イタリアのカルボナーラもそこまで好きではなかった。おそらく私がチーズが好きじゃないからかな。(笑)
ご飯を食べ終え、コロッセオへ向かう。私がイタリア、ローマを選んだ理由だ。近くに行くだけで迫力がすさまじい。収容人数はおよそ5万人を誇り、東京ドームとほぼ同じだ。それを2000年も前に作っているのだから開いた口がふさがらない。技術の進歩がまだないその時代にどのようにして建てられたのか。見当もつかない。
※コロッセオを訪れようと考えている人には事前予約をお勧めする。予約していないとかなり待つことになる。公式サイトから可能だ。やり方については他の人が細かく説明してくれているので、参考にしてほしい。
荷物検査をした後、中へ。そこには見たことのない景色が広がっていた。言葉にならない。「圧巻」の一言。興味があってyoutubeとかでみていたけど動画で見るものとは全く訳が違う。なかは割としっかりとしたつくりだった。アリーナの近くにも行った。「昔の人はこんな環境で戦っていたんだなあ」と思いを馳せた。
充電がないのでモバイルバッテリーを取りに一度ホステルに戻る。その間にフォロロマーノを通った。googleで案内されたルートがフォロロマーノを通る道だったからだ。充電が無くなってきたのとトイレに行きたくなったため、足早に抜ける。ただ、このフォロロマーノは再入場できない。これを知らなかったので急いでフォロロマーノを通り過ぎてしまったことは少し後悔。パラティーノの丘とかもゆっくり見たかった。泣
ホステルで少し休憩した後、もう一度フォロロマーノ近辺へ。ウィリアムと合流する。なんとなくローマで有名な真実の口を見に行った。なぜ有名なのか、どんな意味があるのかは全く知らないけど、近くに行くと割と沢山の人がいた。写真だけ取って立ち去る。しかし、真実の口で写真を撮った後の帰る道には教会?みたいなものがあってそれも優雅だった。
疲れていたのでホステルに帰ろうとしたのだが、ウィリアムの提案でグラディエーター2を見る事に。グラディエーター1すら見ていない私は正直迷ったが、いい思い出になると感じ、鑑賞を決めた。オーストラリアに留学していたが、その時は映画を見に行ってないため、これが初めての海外での映画鑑賞だった。音声は英語、字幕はイタリア語ということでたまに理解できない部分があったが、アクションが多く、楽しめた。分からない部分はその後googleで調べたが、日本語の解説を見ても分からなかった。から結構難易度ば高めだと思う。(笑)
正直疲れもたまっていたので疲れて寝てしまうと思っていたが、最後まで見れた。
上映が終わるとみんなすぐに立ち上がる。日本ではエンドロールまで見て立ち上がるのが一般的だが、イタリアではみんなすぐに帰っていた。なんなら明かりもついていた。エンドロールは見ないものだとされているのだろうか。
映画館を出て夜ご飯食べに行く。行き先はピザ屋だ。
ローマに来た理由はは3つ。
①ピザを食べる事
②パスタを食べる事
③コロッセオを見る事
Triesute Pizzaに到着、店員は少しやんちゃそうな見た目だったが、非常に優しく接してくれた。頼んだピザはバジルとハムのピザ。これが本当に絶品で2日後にまた食べに来ることになる。なんというのだろう。日本食のように繊細で味が奥深い。日本食だけが味が繊細だと思っていたから、、これは衝撃的だった。こんなにうまい飯が海外にあるのかと。正直これまで海外で食べた飯の中でトップだ。おいしすぎる。いつもケータイを見ながらご飯を食べがちな私もこの時はピザをジーっと眺めていた。
ご飯を食べた後ホステルに戻る。荷物を少し整理した後、先にシャワーを浴びる。部屋には新しい女性が来ていた。フィリピン出身のカナダ人。みんなバックグランドが多様で面白い。彼女もドイツからイタリアに来て明日にはイタリアの南部の街へ行くという。やっぱり旅好きが多い。
ベッドの中で横になっていたら眠気がすごくて寝ていた。
今日もこの辺で。rio