いつまでロックダウン?てかこれのどこがロックダウン状態のイスラエル
2度目のロックダウンに入って、3週間が過ぎようとしています。今回のロックダウンは過去に例のない感染者数から、止むを得ずといった感じで、始まりましたが、多くのイスラエル国民の怒りが爆発中です。
ロックダウンに入る前は2週間と簡単なロックダウンをするとの発表後、ロックダウン後、すぐにもっと伸びるといった形に。多くの国民が仕事を失い、明日の見えない保証のない日々を送っています。
現在の状況を簡単に説明すると、え?仕事に行っていいの?1km範囲の行動じゃなかったっけ?海に行っていいの?といった、答えがわからない状況です。わかっているのはレストランは営業しちゃダメでデリバリーはいいよくらい。雑貨屋さんとか服屋さんとかは閉まっているけど、普通にみんな出かけているような。。
我が家も最近、毎日海に出かけています。歩いて15分ほどなので、時間ができたら運動がてらにちょこっと行って、30分ほどボケーっとしたり、嫁はんの趣味の貝殻集めに付き合わされたりと行った感じです。最初の頃は、泳ぐのはダメと言われたのですが、サーフィンはいいとのことで、サーフィンボードを持って行って、貝殻集めw。最近は注意すらされません。。普段ほど人はいませんが、普通に地元民は遊んでいます。。
なぜ多くのイスラエル人が怒り爆発中というと、いくつかの問題があります。まず、ネタニヤフ首相のこれまでの賄賂問題へのコロナによる裁判の延期、国が保護している宗教家のルールを無視した行動による感染者の爆発的な増加、しかもあまり懲りているように見えず、今でも集会を行っていたりしている点、国の国民nに対しての生活保障のほぼ無いような金額の低さなどがあり、最近は多くのイスラエル人が怒りを越して国に対しての失望を感じます。その中で違法行為や政府や法律への軽視がかなり強くなったと感じます。
最近は、商店にはだいたい閉まった入り口に電話番号が書いてあり、御用の方は電話してねーって感じです。我が家は引っ越したばかりなので、必要なものが多くあり、とりあえず電話して、着いたら開けてもらったり、持ってきてもらったりです。先日ガーデンの花を買いにガーデンショップに行ったのですが、そこでも入り口で欲しいものを言って、入り口で購入。でなぜか立ち話が始まります。。これって結局ロックダウンしなくても一緒じゃんと思うのですが、なんなんでしょう。。
現在多くの国民が、政府と並んで正統派に対して怒りを爆発しています。彼らのコロナ感染率がかなり高く、我が家も正統派の人には距離をあけるようになり、近づかなくなりました。医学や科学より宗教を信じている彼らのルールを無視した行動とその彼らを庇う政府にイスラエル国民はもう以前のように政府の言うことを聞かなくなるだろうなと感じます。最近は明日のことなんて誰もわからねえよって言葉をよく聞きます。以前は明日?明日考える的な発言が多かったイスラエルでしたが、かなり状況が変わったと思います。