Rio

料理人。日本で割烹、懐石料理店で修行後ロンドンに渡英。NOBULONDONを経て、公邸…

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料理人。日本で割烹、懐石料理店で修行後ロンドンに渡英。NOBULONDONを経て、公邸料理人となり、世界各国を転々と遊牧民並みに移動。最終的にイスラエルに定住&起業。ここイノベーション大国でチャレンジ中。

最近の記事

いつまでロックダウン?てかこれのどこがロックダウン状態のイスラエル

2度目のロックダウンに入って、3週間が過ぎようとしています。今回のロックダウンは過去に例のない感染者数から、止むを得ずといった感じで、始まりましたが、多くのイスラエル国民の怒りが爆発中です。 ロックダウンに入る前は2週間と簡単なロックダウンをするとの発表後、ロックダウン後、すぐにもっと伸びるといった形に。多くの国民が仕事を失い、明日の見えない保証のない日々を送っています。 現在の状況を簡単に説明すると、え?仕事に行っていいの?1km範囲の行動じゃなかったっけ?海に行ってい

    • 海外での和食

      少し自分の紹介も兼ねて、外国での和食についてお伝えしたいと思います。僕は広島県で6年間修行してから、裸一貫で渡英しました。渡英のきっかけになったのは海外での和食ブームを耳にしたからですが、もともと外国に憧れがあった僕は、その情報を得た時から躊躇いはなく、若さもありましたが、海外での活動に大きな一歩を踏み出したと思います。 僕が渡英したのは今から18年前のことですが、外国で和食がブームという話題があり、日本の食が、コロナ前までの日本への観光客誘致に大きく食が貢献してきたと

      • ユダヤ人と宗教

        イスラエル=ユダヤ人=ユダヤ教という感じですが、現在の宗教観ってどんなって感じなのでしょう。イスラエルにはユダヤ教といっても様々な宗教観を持っているように思います。 超が付くくらい簡単に、専門家に怒られるんじゃないかなというくらい説明しますと、正統派と呼べれている黒ずくめの人、キーパと呼ばれる、頭部に丸い小さな帽子をつけた人、何もない人と大きく分類します。正統派と呼ばれる方は、ユダヤ教を勉強するため、伝承していくことに人生を捧げています。イスラエル政府も彼らを保護しています

        • 仮庵祭(かりいおさい)

          さて、今週、イスラエルは仮庵祭という時期です。庭にプレハブのテントのような小屋を作り、そこで食事をしたり、人によっては寝泊まりも行います。 以下の文章はガッツリWikipediaから引用したのですが、こんな感じです。 「イスラエルの人々に告げなさい。第七の月の十五日から仮庵祭で、七日間は主のものである。最初の日に聖なる集会を開き、どのような仕事もしてはならない。七日間、主への火による献げ物を献げなさい。八日目にもまた聖なる集会を開き、主への火による献げ物を献げて、終わりの

        いつまでロックダウン?てかこれのどこがロックダウン状態のイスラエル

          元公邸料理人の二度目のロックダウン中のイスラエル

          二度目のロックダウンも1週間が過ぎました。ロックダウン当初は2週間と言っていたのですが、始まったと同時に最低1ヶ月は。。みたいな話に。比較的まったりとしたロックダウンの始まりでしたが、感染者の多さから、イスラエル政府も厳しい対応を取らざるを得なくなったようです。 どこの国の、どの人も形は違えど、未知のウイルスの感染リスクを恐れ、訳がわからない恐怖があったと思います。感染者が短に出たりなど、リアルな話も多くありました。僕の周りにも数名、身内も含めて感染があったのですが、無事に

          元公邸料理人の二度目のロックダウン中のイスラエル

          ヨムキプールという一日

          ここ、イスラエルにはヨムキプールという日があり、一年の罪を反省する日です。日没が1日のスタートなので、一番星が見えたらそれが1日の始まりで、ヨムキプールも夜から始まります。多くのイスラエル人が断食を行ったり、労働を嫌い、とにかく一年の反省しながら静かに過ごします。自動車なども使っては行けません。なので高速道路はガラガラで、子供達の遊び場になります。また若い方を中心に、ソーシャルネットワークなどを活用して、『こんなことしちゃいました。ごめんなさい』『今まで隠してたけど、実は。。

          ヨムキプールという一日

          イスラエルの食事事情

          時折、書いてますが、イスラエルの食事事情について書いてみようと思いました。ユダヤ教の教えから様々なルールがあります。大きく分けて、清い食べ物と汚い食べ物といえばわかりやすいと思います。ここではコーシェルという言葉があり、ユダヤ教の教えから選ばれた食品のことをそう呼びます。 また組み合わせもあり、肉とミルクを混ぜてはいけません。畑などもきちんとコーシェルのルールに沿っていない場所で作られた場合は認められません。スーパーで売ってあるほぼすべての食品にはコーシェルマークというもの

          イスラエルの食事事情

          嫁はんとZimesという猫

          我が家には猫が庭を制覇していますが、嫁はんが激愛している猫が一匹。zimesという黒猫で、いつもベロを出しています。おとなしいユニークなキャラクターで、中に人が入ってるのかと思いたくなるくらい表情豊かで、ニャーニャーよく喋ります。毎朝、嫁はんが起きると、とりあえずzimesを捕まえて『愛してるよー』『スキスキー』とやってます。zimesは明らかに嫌がってる時と、もうなんでもええから好きにしてという諦めモードで対応しているのが、僕の目にははっきりしています。 zimesは

          嫁はんとZimesという猫

          イスラエルの国鳥ヤツガシラ

          建国60年を記念して、国民投票により、国鳥として抜擢されたヤツガシラという鳥です。イスラエルではその辺で普通に見つけることができます。(僕はなかなか出会いませんでしたが汗)30センチというと言い過ぎかもしれませんが、そんなに小さくもない鳥で、よく虫を探して草むらや公園で見かけることができます。 イスラエルにはコーシェルというユダヤ教の食事制限があります。この制限は正直人によって気にする人もいれば、全く気にしてない人も多くいます。、鱗のない魚、海老などの甲骨類、肉と牛乳混

          イスラエルの国鳥ヤツガシラ

          うちの嫁はん

          うちの嫁はんとは、1年半前くらいに知り合いました。お互いの友人を通して、知り合ったのですが、大の日本ファン。11歳年下で、75000人のフォロワーを持った猫を飼っています。人当たりがよく、さみしがり屋。家事は全く向いていません笑。コロナの自宅隔離中でメタボ化。歩くナショナルジオグラフィックといっても過言でないほど、生き物や植物に詳しく、珍しいものを見つけると、とりあえず勘弁してくれという生き物まで、持って帰ってきます。 彼女は嚢胞性繊維症という難病を抱えています。日本で

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          元公邸料理人のイスラエルという国 その3

          本日より、正式にロックダウンが再び始まりました。ルールは前回よりも緩めに感じ、今までのところ、コロコロと政府の規制も変わって、飲食店やショッピングに行けない以外、あまり日常の生活に差がないような感じです。今現在の僕たちの理解は、1km以内の行動範囲、ただ買い物にはどこでも行ける、ジョギングなどの運動であればその範囲以上でも問題ないということです。我が家は海まで1km内なので、散歩に出かける予定です。 今日はロシャシャナというユダヤ教の新年。本来でいうと、親戚一同が集まっ

          元公邸料理人のイスラエルという国 その3

          元公邸料理人のイスラエルという国 その2

          ここイスラエルはコロナ感染者の増加に伴い、再びロックダウンします。起業したばかりというのに、トホホ。。という感じではなく、ずっと走り回ってきたので、休暇が取れた気分で、少しホッとしてます。 一番辛いのは、大好きなイスラエルの自然に触れ合えないことです。イスラエルは四国ほどの小さな国ですがイタリアのように南北に細長く伸びたような国です。私が住んでいるのはヘルツェリヤという、経済の中心であるテルアビブから少し北のほう。だいたい真ん中あたりです。北部は緑に恵まれ、南部は土砂漠

          元公邸料理人のイスラエルという国 その2

          元公邸料理人のイスラエルという国

          イスラエルというと、紛争のイメージや、ユダヤ人のホロコーストを 思い出される方が多いと思います。建国70年のユダヤ人国家ですが、 様々な方が住んでいます。最近まで公邸料理人という特殊な仕事を していましたので、パレスチナにも時折いく機会があり、ここの特殊な 風土に触れることは、とても勉強になり、イメージとかなり違うことも 多くあります。 ただあくまで私は料理人なので、政治的なブログは避けてみようと思います。 ちなみにイスラエル人は政治には関心が高く、外国人の

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          我が家の食事とユダヤ人の嫁はん

          こんにちは。最近、ブログを描き始めて、早速ハマってますw イスラエル在住で、嫁はんはイスラエル人なので、食事は結構ごちゃ混ぜです。 基本、炊事は僕の仕事で、嫁はんも和食は大好きです。 僕自身は美味しければいいやって感じなのですが、なんせ外国なので、 食材も違ってきます。基本的に野菜が好きなのと、イスラエルは野菜が 豊富なので、料理は作りやすいです。 お浸しは比較的よく作ります。嫁はんは鰹節が大好きで、鰹節見かけたら、 猫みたいに食べ始めます。。貴重なんだけどな。

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          公邸料理人の仕事を振り返りながら

          9月10日づけで、長く続けた公邸料理人という仕事を離職しました。 26歳の時に、たまたま僕の所に舞い込んできた話で、 無知な若造が、飛び込むようにこの仕事を始めました。 思えば、14年もの間、公邸料理人という肩書きで海外を転々と してきたことは、何よりの経験でした。 現在、イスラエル人の嫁はんと起業し、これから様々なことに チャレンジしていくのですが、この14年間というのは、今後の ベースになると思います。 多くの舞台に立たせていただきました。 秋篠宮両殿下にお食事を作ら

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          皆様初めまして。末広 亮といいます。 経歴をざっくり説明しますと、神戸生まれの神戸育ち。ちょい禿げたおっさん(40歳)。高校を中退して、料理の世界へ。広島県で6年修行したのちに、渡英。生活のために、流れ板のような生活をロンドンでしながらNOBU LONDONの門を叩く。以後、ご縁があり、公邸料理人になり、ロシア、クロアチア、スイス、アルゼンチン、イスラエルと流れ着く。 遊牧民のような生活をしてきましたが、6カ国目にしてなぜかイスラエルに定住決めました。イスラエル人にもアホかと

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