【エッセイ】ぎっくり腰の話。
こんにちは、私です。
実は6月にぎっくり腰をやりました。
「実は」、というかthreadsで毎日ぎっくり進捗を更新し、インスタライブまでしました。
大騒ぎ。
実はついでに言うと、今回は人生2回目。
三年前の同じ時期にも一発かましてます。
そのときはケツ痩せのための筋トレをやっていて、ぐっきりと。
いやあ、素人のダイエットに火がつくと危険ですね。
痩せないし。
今回は朝掃除機をかけたらなりました。
いわゆる【ピキッ】的なのはなく、
でも確実に私の腰は終わったと感じた。
1秒を重ねるごとに悪くなる顔色、
多くなる冷や汗。
座っていることすらままならず、
その日の予定を全キャンセル。
いつもの整形外科に駆け込み、お医者さんに無事【ぎっくり腰】の太鼓判をいただき、湿布をもらって帰宅。
歩くのもままならず、進む歩幅は秒速約25センチ。(足のサイズやないか)
当たり前に小学生に抜かされ、サラリーマンに抜かされ、挙句の果てにカートを押すお婆様に抜かされた日には、
私はもう周りの目なんて気にしない。
誰が何と言おうと、私はこのペースで生き抜いてやる。
と決意したのであった。
人生とは学び多いもので、
いままで道を歩いていると、やたらスローリィな方々を見てきましたが、
彼らの気持ちが今よくわかる。
うんうん、事情があるんだよね、
あのとき急いですり抜けてごめんね、
と自分の愚かさを悔いた。
さて、ぎっくり腰の原因は色々ありますが、
私は「ストレス」も大きな要因であると医者に言われた。
くそぅ、憎きストレスの野郎。
そして私は思い当たる節がある。
三年前は明確に大きなストレスがあった。
何かは言わないが。
そして今回も薄々感じていたストレスがあった。
ストレスというと、人間関係やお金のことが大半だと思うのですが、
私の場合は日々のちょっとした気持ちのズレが気づくと大変なことになってる場合がある。
例えば「あと2時間早く寝たかった。」
や、「これ作って食べたかったけど作る体力が残らず諦めた。」
といった小さいこと。
要するに、日々の暮らしに余裕がない状態なのである。
そう言う時は生活の見直しが必要なのである。
まさに今回はそれだと確信した。
人間はマンパワーで動けた日を基準にしてしまいがちだが(少なくとも私は)、
時間も体力も限りがあるし、
起きないであろうと踏んでいるイレギュラーは、平気で起きてくる。
だから、60%くらいできれば充分なのだ。
あれこれ日々に詰め込みすぎていた。
身体を壊してまでこなすタスクなんて、何の意味もない。
私が笑顔でそして元気でいることこそ、この世界の光、この星の輝きなのだ。
この星の明暗を担っているのだから、私は生活を見直し自分に優しい生活を心がけている。
みんなも自分の笑顔に、この星の明暗がかかっているのを忘れずに生きてほしい。
正しい選択をしてほしい。
そんなことを決意しながら、
私はベッドの上で1週間寝込み、
ずるずると痛みと闘いながら約2ヶ月後に完治することになる。
病み上がりで受けた合氣道三級の試験は、言うまでもなくボロボロでしたが、なんとかギリギリ合格し、今に至るのである。
次はそんな合氣道の話でも書こうかのぅ。
今回はそんな、ぎっくり腰の話。
お後がよろしいようで。