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夫婦のフィーカタイム
今フィーカタイムを過ごしているね!と思うことはないけれど、我が家の「談笑withお菓子」の時間は多い方だと思います。
今週のテーマは「パートナーとフィーカ」
初めから話はそれますが、北欧と聞いてまず私たち夫婦が思い出したトピックは、「新婚旅行でいくはずだったところ」です。
北欧の暮らしに憧れ、北欧の教育に興味を持ち、北欧の地に降り立ってみたくて、新婚旅行の目的地に設定していましたが、二人の実現能力が低すぎて(=旅行の計画を立てるのが面倒くさすぎて)、結局北欧は夢の話となりました。
…とテーマから逸れた話はここまでとして、我が家のフィーカ事情をご紹介します。
二人とも主に在宅勤務のため、夕方になると示し合わせたように同じ時間に休憩をとります。仕事の疲労から、脳内に甘いものを注入したくなるため、優しい誰かさんがくれた旅行のお土産や、素敵な親戚がくれた甘いオヤツと紅茶を一緒に、息抜きをするのですが…。
お菓子を食べるときに、私だけに降りかかる注意点があるのです。
いつも通り、今日はあんなことがあった〜、もうキャパオーバーだ!最新のワンピ(=週刊ジャンプのONE PIECE)みた??など楽しく談笑している時も、意識すげきはナマズ(=旦那)の手元。
彼のオヤツを食べるスピードを意識しながら、自分の手元に残るオヤツの残りも確認します。
個包装のお菓子の時はいいのですが、ケーキなどひとつずつお皿にとって食べている場合、ナマズの目線が徐々に私に注がれていきます。
「ねえねえ、そっちも食べていい?」
きたー!ナマズの侵略!
一口ずつ交換する、ならまだいいんです。しかし、状況は違います。ナマズと私は同じオヤツを食べていたのに、私の分も食べようとするのです。
食べるスピードが早いナマズは、自分の分がなくなってしまったときに「僕のお皿には、もう何も残ってないぞ。あ、目の前にまだお菓子が残っているじゃないか」と言わんばかりに私のオヤツを狙ってきます。
また、二人で同じお皿でオヤツを食べている時のこと。半分を意識しないとあっという間に3分の2を平らげられてしまうため、事前に半分のラインで、陣地を定めます。(それでも自分の分を完食した後に、様子を伺いながら陣地に踏み込もうとします)
そうやって、自分のオヤツが取られないかヒヤヒヤしながら楽しむフィーカタイムは、きっと、本来の意味よりも緊張感があるのかもしれません。
なので、心からリラックスして過ごす余暇時間のためにも、ナマズには「よく噛んで!」と言いながらスピード制限をするようにしています。
まあ、そんなことを言っておりますが、結局ナマズと二人で過ごすオヤツ時間は楽しく、夕方のフィーカを終えて、お仕事もう一踏ん張り!という時が案外好きだったりするんですけどね。
今日は、ナマズが出社のためフィーカはお預け。冷蔵庫にある一個のマンゴーゼリーを次のフィーカに…と思っていましたが、先ほど1人で全部食べてしまいました。ナマズには内緒です。
前回の夫婦エッセイはこちらです。