折り合いをつけられない私たち「ミッドナイトスワン」「子宮に沈める」
映画を2本見た。
「ミッドナイトスワン」と「子宮に沈める」
数ある映画のなかでこの2本を順番に選んだのは、どちらも「親子」とか「母親」「女」といったテーマを持っていたからかもしれない。
「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」
とボーヴォワールは言っている。
人間は他者との関係の中で、何者にでもなりえるということになると思う。
例えば親子関係なら人間は子供との関係の中で親になっていくといえるのではないか。
そこに性別や立場、境遇は関係ないはずだ。
何かを愛する心がそこ