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祝・副業用の法人(株式会社)設立🎊設立までの具体的なステップ🐾

最近忙しくてなかなか記事をupできなかったので久しぶりの投稿です。タイトルにも記した通り、ついに法人設立が完了しました!

実は会社を設立してから既に2か月ほど経っているのですが、設立を思い立って行動を始めてから法人設立に至るまでに踏んできたステップをなるべく具体的に記録に残しておこうと思います。


株式会社設立までに要した日数

法人設立を目的として具体的な行動を開始した日(注1)を1日目と定義すると、設立日(法務局に法人設立申請書類を提出した日)は33日目。約1か月です。
注1: 「freee会社設立 起業段取りコーディネーター」という法人設立の支援サービスの無料相談を申し込んだ日
https://www.freee.co.jp/launch/kigyo-dandori/

Google等で株式会社設立に要する期間を検索すると「2-3週間」という結果が出てきますが、それは設立手順をはじめから分かっている人が効率的に作業を進めた場合の期間であると思います。私の個人的な体験を基にすると、初心者が本業の仕事と並行しながら副業目的の株式会社設立を目指すとしたら1か月かかると想定しておくのが現実的かと思いました。

株式会社設立までのステップ

Day 1: 「起業段取りコーディネーター」無料Zoom面談申込
→Day 6: Zoom面談、定款作成のための事前準備開始
Day 14: 定款作成代行申込
→Day 21: 定款作成・認証完了
Day 22: 代表者印と銀行印をネットで注文
→Day 27: 印鑑到着
Day 25: 公証役場に連絡し、公証人予約
→Day 28: 公証役場で定款認証
Day 33: 法務局に法人設立申請書類を提出完了(申請書類に不備が無ければこの日が法人設立日になる)
→Day 46: 設立手続が完了し、法人番号が発行される(Day 33の法人設立が確定)

外部要因によるスケジュールの制限

どうして1か月もかかるのか?それは、早く作業を進めようと思っても、会社設立までの間には自分にはどうにもできない外部要因によるスケジュールの制限が何度か訪れるからです。

スケジュール上の外部要因と、私が実際に要した日数:
1) 上記「起業段取りコーディネーター」による初回Zoom面談申込から実際の面談日まで: 5日間
2) 定款作成代行サービスの申込から定款作成完了日まで: 7日間
3) 定款認証を目的とした公証役場への予約から定款認証完了日まで: 3日間

自分ではコントロールできない外部要因による制限とはいえ、会社設立経験者であれば、例えば上記1)の面談は省略できたり、上記2)や3)においては時間がかかることをはじめから想定して事前に作業スケジュールを組み立て、複数の作業を同時並行で進めたりすることで全体スケジュールを短縮化することが可能と思います。ただ、私のような初心者は、実際に作業を始めてみてから初めて知るスケジュール上の制限が何度か訪れます。そういった可能性を予め想定したうえで会社設立までの作業期間を考えておくことが大事と思います。

平日の日中しか対応できない手続に注意

私の本業はリモートワークができる仕事なので、平日日中でも公証役場や法務局に行ったり、設立支援サービスの面談を受けたりすることが割と自由にできました。ただ、勤務場所に制限がある仕事をされている方、特に平日日中にオフィス勤務をされていて自由に動ける時間が限られる人にとっては、基本的に平日日中にしか対応していない行政手続やサービスを受けるために予め半休を取ったりするなどの本業のスケジュール調整が必要になります。例えば、公証役場での定款認証の為に公証人を予約する必要がありますが、公証人の都合が自分と合わずに意外とスケジュール遅延要因になったりする可能性があるため、注意が必要です。

書類作成にも時間とエネルギーが必要

そして意外と時間とエネルギーを消費するのが、書類作成です。法人設立までには様々な書類を作成する必要があるのですが、法人設立に必要な書類を事前に調査・確認し、かつ間違えないように記入しようとすると、書類作成に必要な一連の作業を完結するためには意外と時間と根気が必要かと思います

私は「freee会社設立」という法人設立手続を支援してくれるサービスを利用しており、そのサービスには設立に必要な書類を自動作成してくれる機能が備わっているので、その機能を使うことができれば書類作成の手作業はだいぶ削減されます。ただ、私のように法人の株主と社長が別の人間だったりするパターンだと自動作成機能は使えず、自分で国税庁などのホームページからExcelやPDFの書類様式をダウンロードし、一から情報を入力する必要があります。これがけっこう時間のかかる作業なのです。しかも間違えないように書類を作成しようとするとある程度作業に集中する必要があるため、細かな作業が得意でない人にとっては根気の要る作業でもあります。

さらに、何を記入すればよいかがよく分からないケースも想定されます。法人設立支援サービスのQ&Aページなどで調べても分からない場合は、平日日中に税務署等に問い合わせる必要も出てきます。分からないまま自分の判断で書類を作成し、いざ提出した時に間違いを指摘されてしまうと、最悪の場合法人設立が遅れる可能性もあります。

やること沢山、でもワクワク

このように、特に初心者が株式会社を設立しようとすると地味な作業が沢山あり、意外と時間がかかります。でも、設立までの作業は個人的に苦にはなりませんでした。それは、「これから何かが始まる」という自分のワクワクに突き動かされていたからです。

会社設立の先に自分のやりたいことが明確にある。この確信が自分の中にあれば、例え本業の仕事などで忙しい日々を送っているとしても会社設立はできると思います。本当の勝負は設立した後。私は現在、設立後に公的機関に提出すべき様々な書類を用意しながら、事業開始に向けて相変わらず忙しい日々を送っています。

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