見出し画像

お天気予報でお口予報

「歯が痛い!」皆さん、一度は経験があるのではないでしょうか?

歯周病は気圧や気温の変化後、3日以内に急激に悪化する場合があることが明らかになったそうです。

昔から日本人に深く影響を与えてくれた美しい四季。その四季が今日の異常気象で崩壊しつつあります。そして、その異常気象は私たちのお口の中にまで悪影響を及ぼすことがあるのです。

えっ!?お天気とお口???どういうこと??

雨が降ったり、台風が発生すると「気圧」というワードがよく出てきますね。この「気圧」が歯の痛みと関係があるのです。歯の内部には、神経の通っている空洞「歯髄腔」があります。鼻の両横には「上顎洞」という空洞があります。

※歯髄は無数の毛細血管があり、歯に酸素や栄養分を送る、大切な役割を担っています。治療などで神経がなくなると歯に酸素や栄養が行き渡らなくなるので、歯はもろくなり、変色することもあるのです。

台風などによって、短時間のうちに空洞の外の気圧が変わると急激な変化に対応できずに歯が痛くなることがあります。飛行機に乗った時に歯が痛くなったことはありませんか?それも気圧が関係しています。治療中の歯があると痛みが出やすいです。

急激な変化といえば、気温の変化も最近はとても大きいですよね。この大きな寒暖差によっても、免疫力が低下する為に、不調が起こることがあります。歯茎から血が出る、歯茎が腫れる、親知らずが急に痛み出す…。

免疫力が低下すると、私たちの口の中で暮らしているバイ菌たちが急に元気になります。私たちの身体を守ってくれているお口の警備員たちが弱っているのです。

警備員たちが弱っている隙にお口の中でワイワイ騒ぎ出してしまうバイ菌…。まるで、先生が教室から居なくなった隙にワイワイ騒ぎ出す生徒たちのよう…笑

お口のケア=免疫力を高める、維持する


歯みがきだけがお口のケアではありません。栄養たっぷりの食事をし、ゆっくりお風呂に入り、しっかり睡眠をとる。リラックスして、ストレスから解放される時間をつくる。こんな基本的なことがお口のケアにも繋がるのです。

忙しい毎日。お口のことを考えるなんて時間はないかもしれませんが、急に歯茎が腫れたりするようなことがあれば、一度、自分の生活習慣を見直すのもいいかもしれませんね。

そして今週末は台風の予報ですね…気温の変化も気になるところです。天気予報をチェックすると同時に、自分のお口の状態にも意識を向けて、お口予報をしてみては…?!


#歯 #お口 #歯周病 #免疫力 #天気 #気圧  





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?