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2002年からの武術エッセイ
武術において、間合いということ、すごく大事。
手足のリーチをみはからって間合い読む。
しかし、人間関係においては、手足の長さに関係なく、こころのリーチというものが存在する。
相手に対する距離感のこと・・・。
ここまでは安全だとおもうけど、ここまでこられると不安。
これ以上近づかれるとこわい・・・・とか、そんな距離感って、ひとによってあるよね。
いや、いや、そうじゃなくて、あくまでもこころのことを言っているよ。
OK、OKと思って簡単にフレンドリーに近づいていくと逃げられる。
かといって、あんまり遠くから自分の存在をなにげに知らせても、気が付いたら忘れられてるなんてことあるよね。
やっぱ、相手の安心する距離からはじめていって、だんだん知らない間に近づいているっていうのが理想なんだと思う。
あと、ポジションを明確にするってことも相手を安心させるためには、大事だよね。
なんだかしらないけど、近づいてきて「仲良くしよう」なんて言われたら気持ち悪いよね。
あ、、このおっさん、取引先のひとだとか、同じ趣味の人だとか、物知り博士だとか、面白いことばっかり言って笑わせるひとだとか、頑固おやじだとか、チャランポランなひとだとか、やっぱ、相手にレッテルはってもらえれば、仲良くなれるとおもいます。
ひとには肉体の間合いだけではなく、こころの間合いがあり、ひとそれぞれにちがうということ。
そのためには、いろいろさぐりをいれて、相手の心のリーチがどのくらいかを察知しなければならない。
そして、そこから徐々に近づいて親しくなっていけばいいんです。
殺敵の技術である武術の理論も、こんなふうにちょっと表と裏をひっくりかえせば、ひとと仲良くなる技術につながる。
なんかいいと思いませんか?
わたしは、いいとおもうんだけどなあ・・・・。
2005年7月記す。