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aru20060907
老子私的解釈
何もしないということを行い、何事も起きないことを出来事とし、味の無いものを味わう。
大に対して小、多に対して少、怨に対して徳で報いる。
難しい事は大雑把に考え、大きいことは細かく分けて考える。
この理を以って聖人は、終生を大きなことはやらずに、小さなことをやって大事を為す。
安請け合いはしない。
安請け合いは不信を招くだけでなく、面倒なことが起きるものだ。
だから聖人は、カンタンな事ほど難しいとみなす。
だから終生無難に過ごす。