全体あらすじ 街のはずれにひっそりと建つ幸福研究所―それは人生をあきらめた人間が行きつく最後の場所。貧困層を支えきれなくなった自治体が「死ぬ権利」を密かに与える場所だった。安楽死を望む者、望まれる者はすべて受け入れる。処分される人間には最後に「人生で一番幸せだった思い出」を夢として与えられる。夢を見ながら眠るように迎える死。残る身体は素材として有効に再利用される。富裕層が優雅にお茶を飲む間に処分される人間はどんどん増えていく希望死。これから街は、国はどうなるのか。本当の幸せと
幸福研究所は町の外れにある。昭和の匂いがするコンクリート塀に囲まれた2階建の箱。昔は工場だったのかもしれない。 どんなに晴れた青空のもとでも、この建物周辺は、どんよりしている。くすんだ薄墨でおおわれたように建物の輪郭がはっきりしない。 まるで何も稼働していないことを証明するかのように空気が死んでいる。背景にはこんもりと暗い木々が茂っていた。 建物の出入り口は3箇所ある。塀を抜けて最初に目に入る入口には簡素な表札のようなものが打ち付けてある。古びた板にべったりと黒いペンキで「
幸福研究所の初稼働は約6年前、その前身「遺体処理ラボ」の発足はさらに4年ほど遡る。 小川圭はラボ発足時から関わってきた。もともと生物研究を独学で学んできた圭だが、ある時期、家も身寄りもなくし、ラボに誘われるまま働き始める。その時からずっとラボの2階に住み、研究を続けてきた。 幸福研究所のシステムも、ほとんど圭が構築し完成させた。 10年前、社会では超個人主義の広がりとともに家族の絆は薄まっていった。 孤独死した遺体は自治体が回収し、焼き場で骨にする。 しかし、孤独死が増える
キュンパス第三弾。青森、弘前日帰り弾丸ツアー。新青森の県立美術館で奈良美智を観る。雪のためか青森犬とのツーショットは叶わなかったが、なかなか良かった。少し前までもっと特別展示で多くの作品があったとか。残念。弘前では古い建築物巡りを堪能し、タルトタタン巡りもできて嬉しかった。
キュンパス第二弾。日帰り弾丸ツアー。岩手、平泉の中尊寺と毛越寺。そして盛岡の宮沢賢治ゆかりの店巡り、まったく雪もなく、あの中尊寺への坂もスイスイ(いや、ゼーゼーだが)。毛越寺は人気もまばらで、ゆっくり過ごせた。盛岡では少々遅めの時間でカフェに寄れなかったのが心残り。
JR東日本のキュンパスを使って東北へ。第一弾は山形駅周辺と横手のかまくら祭。例年2/14.15と日にちが決まっているのでお天気との兼ね合わせが難しい。今年は超暖冬の雪不足で小学校の生徒によるミニかまくらは中止に…。それでもかき集めた雪でてきた大きなかまくらに入れてもらえてGoo!
何十年ぶりに関東に戻った友人の新居を訪問。まだキッチンなど諸々揃っていないので、なだ万のお弁当でランチ。いつものお喋りの合間おもむろに友人が古びたピンクのポーチを出してきた。何と!50年前に私が作ってプレゼントした代物!よくもまぁ何度もの引っ越しを経て大事に持っててくれた!感無量
我が家のささやかな、ささやかなお雛様。ひなあられも、今年はひにゃあられ。カルディで見つけた。その昔小学校低学年の頃、うちにはお雛様がなかった。どうしても欲しかったが、親に甘える術を知らない私は自分で布のお雛様を作った。見かねて母親が買ってくれたっけ。ガラスケースの三段飾だった。
屋根屋根が白く塗られて森閑としてる。さっきまで雷がゴロゴロ鳴っていたのに、今は風の音もしない。エアコンがさっきため息をひとつついて、停止。霜取りなんだと気象予報士が言ってたっけ。10分ほどで自然に息を吹き替えした。明日の朝はどんな風景になってるんだろう。ああ寒いなあ。
友人と六本木ヒルズステーションビルを散策。お昼は「日常茶飯事」でハンバーグ定食。お米が美味しいので有名なお店だけあって、ご飯がめちゃくちゃ旨かった。ハンバーグも普通に旨し。もっと並んでいるかと思ったが、意外にすんなり入れた。特別な日とかではなく、またふらっと食べに寄りたいお店。
我が家のリビングはひどく日当たりが良い。猫たちは窓辺で日向ぼっこ。あまりにポカポカになると、でろーんと頭だけカーテンの内側に避難する。にしてもこの冬は暖か過ぎる。ほぼ暖房入れずに済んでいる。もちろんモコモコに着込んではいるのだが。猫たちには天国。猫は着込むことができないからね。
久しぶりに餃子マニアに行った。以前は品川駅高輪口すぐの古いボロボロのビルにあったが、今はそのビルも撤去されて、無い。お店はどこに行ったかと思っていたが何のことはない、100メートルほど先にあった。店はまるで台湾。ギラギラのギュウギュウな装飾。そして餃子は相変わらず旨かった。
正月の花が枯れかけてきたので花だけ残してみた。って、これがもう先週のこと!もう2月になってしまった…。毎年思うが、1月の早足にはビックリする。何してたんだろー?
古くからの友人たちと新年会。いつも入れない渋谷の北陸イタリアン、バルッチャに行った。相変わらず美味しい。生牡蠣もぷりぷり!能登野菜もシャキシャキ。鴨のグリルも絶品。小さなお店だけど丁寧な仕事が見えるお料理には感心する。雪混じりの極寒な日だったけど、話もはずんで楽しい一時だった。
今さらながらの今年の初日の出。三保の松原にて。お天気も良く、気温も高めで気持ち良かった。去年は地獄の寒さの中、ダイヤモンド富士を拝むため1時間半立ち尽くした…。それを考えると天国。バスツアーだったので、三嶋神社に初詣をしてから温泉に入ってきた。今年も良い年になりますように。
旧友たちと12月の鎌倉山に登った。温暖化のおかげ?で紅葉が遅れてて、真っ盛り。どこも見頃だった。山路は思ったよりツラく、滑りそうになったり、滑落の恐怖と闘ったり…。それでも寺社巡りもできて楽しかった。なかなか混んでて予定のベンチではお昼が取れず、岩場で食べたのも良い思い出。