最高の眼鏡をゲットしました。/Lesca LUNETIER
お疲れ様です。
年末、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
先日、新しい職場の先輩に飲み誘っていただいたんですが、当日に体調を崩してしまいました。
これは結構痛いです。
次は頑張って自分から誘ってみようかと思います。
最近は写真のお話が続いていましたが、今日はファッションについて。
年末にちなんだテーマとかではなく、本日は眼鏡のお話です。
やはり格好いい大人は眼鏡をこだわらないとということで、先日新しい仲間を迎えました。
まだ入社して3ヶ月しか経っていませんが自分へのご褒美です。
前回紹介したNokton 35mm f1.2で物撮りをしたのでその写真たちと一緒に紹介していきます。
フランスの眼鏡の歴史を伝承するレスカ・ルネティエ
日本の眼鏡産地と言えば福井県の鯖江なのはご存知の方も多いと思いますが、フランスの眼鏡産地は南東の山間部に位置するジュラ地方だそうです。
そのジュラ地方で20世紀初頭から眼鏡製造に携わってきたのがレスカ家。
1964年にジョエル・レスカ氏が創業したLesca LUNETIERは、ジュラ地方の伝統的な製法や、当時から大切にしてきた金型や設備によって今も眼鏡を製造しているそうです。
量産技術に頼らない感じ、たまらないですね。
僕は、約2年前に購入したMOSCOTのMILTZENを気に入ってよくかけているのですが、OUTILなどのフランスの服を着る時などになんとなく違和感を感じていました。(MOSCOTはザ・ニューヨーカーのイメージが強いので・・・)
そこで、「まさにフランス」という眼鏡が欲しくなってしまい。。。
guepardなども候補にあったのですが、やっぱり歴史とか背景とかに惹かれLescaに白羽の矢が立ちました。
選んだモデルはCROWN PANTO 8mm
いつもお世話になっている、熊本の蒲池眼鏡舗さんへLescaを見に行くと、定番モデルのPICAなどが並んでおり、もちろんカッコよくて決めてしまおうかと思っていました。
しかし、スタッフさんから翌月にLescaのイベントを予定しており、その期間にはなかなかお目にかかれないヴィンテージ生地のモデルもたくさん揃うとの情報をゲットし、待つことにしました。
半休を取り初日にイベントに行って、ゆっくりと悩んだ結果、選んだのはこいつ。
アップサイクリング・アセテートコレクションのCROWN PANTO 8mm。
ブランド創業当時の60年代のまだ削られていないアセテート生地を使用し、現代の技術で製造されているモデルです。
僕が選んだカラーは世界で90本しか製造されていないもので。フレームの内側にナンバリングされています。
現行モデルもいいですが、この特別感と今しかないという使命感もあり思い切ってヴィンテージを。
8mmの厚みのあるフロント。そして前と後ろで生地が違うのもたまりません。
横から見るとキラッと光るクリア部分が色気を感じて大人っぽいです。
さりげないブラウンのマーブルも落ち着いた印象でかなり気に入っています。
レンズもこだわって
このCROWN PANTOには元々ブルーのガラスレンズが入っていました。
これもフランスで作られたヴィンテージのレンズでとても雰囲気があったのですが、屋内外で使いたい僕にとっては少し色が濃かったため、淡い15%のグレーに変更することに。
どうせなら変えるなら、もう少し自分なりのこだわりをとフラットレンズにしました。
通常、眼鏡のレンズは2カーブ、3カーブなどと言われるカーブがついています。
それをフラットにすることで、光をシャープに反射させ存在感があります。
普通の眼鏡とは一味違う雰囲気で、それでいてクラシカルな印象もありヴィンテージフレームとも相性がいいです。
世界に90本しかないことに加えて、このレンズを入れたことで自分だけの1本が出来上がった気がして大満足です。
最後に
鼻が高く彫りが深いヨーロッパ人向けに作られたフレームのため、その真逆なアジア人が掛けるなら、鼻盛りは必須ということで例に漏れず僕も。
鼻盛りなしでもいけるのでは?と淡い期待を胸に1日トライしてみましたが、めちゃくちゃ下がってきて全然無理でした。
今は鼻盛りもフィッティングもしっかりしてもらって快適です。
僕が選んだモデルと同じものでなくても、クラウンパントという型はヴィンテージファッションやトラッドファッションと相性がいいですし、多くの顔型に似合うので使いやすいです。
Lescaだけでなく、YELLOWS PLUSやEYEVAN、MAX PITTIONなどなど他にもたくさん魅力的なクラウンパントがありますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
新しい眼鏡を探されている方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。