本日12月19日、Mー1グランプリ2021年決勝です
いつもは夜の21時にnoteを更新しているのですが、今日は午前中に更新させてもらいます。というのも今日はビッグイベントがあるからです。
さあ待ちに待った日がやってきました。Mー1グランプリ2021、決勝の日です。
昨日はそわそわしてまったく眠れませんでした。
拙著『ワラグル』は漫才コンテストを題材にした小説ですが、小説というのはキャラクターと作者が同化して書きます。
命がけで漫才にかける漫才師たちの気持ちになって、ワラグルを書き上げました。憑依するという言い方がぴったりくるかもしれません。
僕はMー1がきっかけで漫才作家になりこの道に入りましたが、当時は漫才のことしか頭にありませんでした。
NGKの裏口を通って見学に行き、ワッハ上方という漫才資料館で往年の漫才師たちの漫才の映像を見て勉強する。そんな日々を送っていました。
去年はワラグルを執筆していたんですが、その当時のように、漫才のことだけしか頭になかったような気がします。
芸人、マネージャー、放送作家、スタッフ……お笑いに携わるすべての人々が、この一日にすべての情熱を注ぐんです。
ワラグルでも決勝当日というのはもっとも重要な日となっています。この日で人生が変わる人々を描いた物語といっても過言ではありません。
今年のMー1は6000組以上の応募があり、決勝の舞台に立てるのはたった10組です。
倍率600倍を勝ち抜いた猛者たちが、最先端のお笑いをひっさげて戦いをくり広げる。どれだけとんでもない漫才を見せてくれるのか今から楽しみでなりません。
優勝予想をすればいいんでしょうが、今回ばかりはもうぜんぜんわからないです。誰が優勝してもおかしくないメンバーです。
あと僕が優勝すると外れることが多いのでやめておきます。芸人さんに対して申し訳ないですからね。
お笑いなんてぜんぜん興味がないよという方も、ぜひ今日だけは漫才師たちの熱き戦いをご覧ください。
さあ時は満ちた。
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