作業環境に Magic Trackpad を導入し、マウスをやめてみた
ときどき何の論理的な理由もなくふと思い立って作業環境を変えてみるのですが、今回もそんなノリでふと思い立ち、Apple さんの Magic Trackpad を導入し、合わせてマウスをやめてみました(ちなみに余談になりますが、私が Apple さんの製品を購入するのはとても久し振りです。)これが意外と快適だったので、導入して良かったことを三点ほど挙げてみたいと思います。
キーボードへの依存度が更に上がり、作業効率が増した
いきなり逆説的な話なのですが、マウスからトラックパッドに移行したことで、キーボードをよりよく使えるようになりました。もともとソフトウェアエンジニアということもありキーボードで何かと作業をこなしがちではいたのですが、いくつかマウスで行うことが癖になってしまっていたことがあり、それをキーボード操作で行うように乗り換えるいい機会になりました。
主に開発環境として利用している Visual Studio Code はもちろんのこと、ウェブ開発に欠かすことのできない Google Chrome や、Mac OS そのものについても、これを機会に新しいキーボードショートカットを学び、作業を効率化することができました。
横にスクロールしなければならない場面での快適さが増した
例えばプロジェクト管理の SaaS やアプリを使っていると、たくさんのパイプラインにイシューが並んでいる中、どうしても横スクロールを使う場面が多くなります。これは時間軸がx軸で表されることがデファクトスタンダードになっている以上、何かしらの仕事を管理する場面では不可避ではないでしょうか。
マウスだとこういうときにドラッグをすることになるのですが、トラックパッドを導入したところこれがスイスイ動かせるので、とても快適になりました。横スクロール用のホイールが付いているマウスですとか、左手用デバイスに横スクロールを割り当てるなどすれば似たような快適さが得られそうですが、人間の動きとしてナチュラルなのはやはりトラックパッドなのではないかと思います。
「連打」が快適にできるようになった
トラックパッドだと、マウスの左クリックではそこそこ大変だった「連打」を簡単にできることに気がつきました。私はファミコン世代なのですが、ファミコンやアーケードゲームで言うところの「ピアノ連打」を使うことができるのがトラックパッドのひとつの利点かもしれません。
ゲームの開発でもしていなければあまり仕事で連打をする場面もないかもしれませんが、例えば私の勤務する株式会社HQではほぼフルリモートの体制をとっていることもあり、例えば全体ミーティングなどでは Google Meet のリアクションをフルに使って会議を盛り上げたりしますが、そういったシチュエーションでトラックパッドがとても役に立ちます。
まとめ
Magic Trackpad を導入したことをきっかけに、トラックパッドについて考えたことを書いてみました。別にトラックパッドを推したいわけでもなく、どのような環境も使用する人次第で良くも悪くもなると思っているのですが、ときおり違う環境に手を出してみるというのは、個人的には気付きも多く、とてもおすすめです。
最後に
私の勤務する株式会社HQでは「リモートHQ」という個別最適なリモートワーク環境構築を可能にするサービスを開発・運用していますが、例えば Apple Magic Trackpad も気軽にレンタルし、その他レンタルした昇降デスク、チェア、モニター、キーボードなんかと合わせて自分にあったリモートワーク環境を構築できます。