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くるしいときは哲学

9月が始まった  今日も明日も明後日も成長したい
“今”思ったことを“今”書いてるので、とっても乱文です

ずっとずっと言ってるけど別に受験生であることは苦しくない
本来自分が選んだ道だから勉強させられてて辛いとかないし、プレッシャーがとか、ずっと前から分かってた事だし、辛くない!
勉強自体も上手くいかない事ばっかだけど、そんなの努力すればいい話で、勉強自体に苦しめられてる訳じゃない

でもでもでもでもでも、もっとつらい負の連鎖がある

志望理由書とか進路の話も増えて、自分とは何かを考える時間が増えたことで
考えなくていい、知らなくて良かった事まで知った気分になった
確実にこの夏でわたしは大きな絶望を味わって、より自意識過剰になって、今までだったら絶対考えてなかった空想の話も、自分自身についても考える時間が本当に増えた

それ自体良い事なのかもしれないけど、あまりにもそれがめんどくさくて嫌でどうしようもなくて

自分がどんな人間でどんな気質で性格でどう生きてるのかみたいなことを考え始めると
思慮深い故に、今まで見えなかったような、見ようともしてなかったわたしの輪郭が見えてきて、それが最高に気持ち悪い!囚人が刑務所で自分の罪に向き合って考えを巡らせてはまた作業して・・・みたいな感情に近い   全然違うかもしれない

自分の長所も好きなところもあるし、楽しい事だっていっぱいあるのに

あ、なんだ今この楽しいのも一瞬じゃん  気が紛れただけじゃん  本当にいま心底楽しいのか? みたいな絶望が根底にあって、そこからずっとずっと目を逸らして生きてるような気がする!
生きるエネルギーも死ぬエネルギーもなくなってくる

哲学的思考に陥って眠れないことはよくあるんだけど、不眠のままじゃどうしようもないから、眠れなかったら寝るのを諦めて本を読む事にした そうして良かった

それで易しい哲学の本を読んだら、ニーチェが提唱したニヒリズムにとても近い考え方だった

ニヒリズムあるいは虚無主義とは、今生きている世界、特に過去および現在における人間の存在には意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値などがないと主張する哲学的な立場である。

Wikipediaより

簡単に言えば、人生に意味なんてない!どうせ死ぬんだから価値も生きがいもぜーんぶない!と何とも後ろ向きなメンタリティのこと。

で、哲学においてよく採用される考え方らしいけど
何か解決したい問題があった時に、その延長にある全ての問題も解決するような強力な答えを見つける為に、史上最悪の場合を1つ想定してそれを解決してしまえばいいという(という?)

だからニーチェは、史上最悪なニヒリズムを想定して、それを対処すればあらゆるニヒリズム(人生意味ないオワタ思考)にも有効な哲学ができる!と考えた らしい

この世で1番最悪なニヒリズムは、世界の終わりじゃなくて、永遠に人生が繰り返されること(永劫回帰)。
なぜなら、どんな幸も不幸もたった1回だからこそ
尊くて価値が見いだせるのであって、永遠にそれが繰り返されたらもう価値なんてできないから。

ふーーーーーん   たしかに

明日世界が終わったら何をするかは考えた事あるけど永遠に同じ人生を繰り返すのは考えたことない!
でも、そんなのきっと苦痛だろうなと思う

「ねぇねぇほののちゃん、もしも人生が永遠に繰り返されるとしたらどうする?」

「んー、何回でも繰り返したいような人生を生きる!」

『ラブリ〜♡スマイリ〜♡ベイビ〜〜〜♡』

これこそが答えだった、

結局、
「もし明日世界が終わるなら今何をするのか」
を考えたとしても
「もし世界が永遠に消えなくて同じ人生を繰り返したら」
を考えたとしても、今やりたい楽しいことだけをするしかないらしいぞ・・・


こんな発想を知っても尚、一瞬の知的好奇心が満たされただけでまたわたしという厄介なわたしは、考えて考えて答えが出せずに眠りにつくんだろうな

誰にも読まれなくていい、誰にも共感されなくていい、でも実際そんなことはなくて、ただひたすら何かに抗って、無理やり言語化して寝るだけ



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